「見守る目」が支える安全・安心。保育現場に根付く監視カメラシステム
- 小鳩ナーサリースクール 南浦和
- 事業内容
- 0歳~小学校就学前までの乳幼児保育
- 所在地
- 埼玉県さいたま市南区南浦和3-29-3
- 導入商品
- SECURE VS(監視カメラシステム)
- 導入年月
- 2026年4月
- ホームページ
- https://www.kobato.net/urawa/
Point
- 新園舎への移転を機に、子どもと職員を守る監視カメラシステムを導入
- 360度カメラと保育現場の視点を反映した画角設計により、保育室や階段の死角を低減
- 録画映像を活用し、けがやトラブル発生時の状況確認と保護者への正確な説明を実現
- 職員自らが日々の保育に活用する仕組みとして定着
認可保育園への移行を機に安全管理を強化
「小鳩ナーサリースクール」様は、通常の保育に加え、鍵盤や書写、算数・理科、スイミングなどを通した情操教育や、月1回のバス遠足「園外保育」など、さまざまな学びの機会を提供している保育園です。2026年4月、認可保育園へと移行しました。
同園には、弊社パートナー企業であるALSOK株式会社様を通じ、南浦和、浜離宮、中馬込の3拠点に監視カメラシステムを導入いただきました。
その中の1拠点である「小鳩ナーサリースクール 南浦和」は、認可保育園への移行と同時に園舎を移転し、新園舎の開園とともに監視カメラの運用を開始しました。
旧園舎時代より長年浦和地域で親しまれ、移転にあたっての記念イベントには10年以上前の卒園生やかつての職員も参加しました。その人数は、延べ200名近くにのぼります。
今回は施設長の福田雅樹様(以下、福田様)に、導入の経緯や保育現場での活用方法について伺いました。
安全な保育を目に見える形で伝える
――監視カメラシステムを導入したきっかけを教えてください。
福田様:これまでも当グループでは、安全な保育に徹底して取り組んでまいりました。移転を機にその体制をさらに盤石にしたいと考えたのがきっかけです。安心してお子さんを預けていただけるよう保護者の方にも真摯にご説明を重ねてきましたが、保育の安全性をより確かなものにする仕組みも必要だと感じていました。
もちろん職員は細心の注意を払って子どもの様子を見守っていますが、子どもは予期せぬ動きをします。どうしても人の目だけでは把握しきれない場面もあり、けがや子ども同士のトラブルが起こることもあります。しかし録画映像があれば、何が起きたのかを振り返り、当時の状況や経緯を保護者の方へ正確に説明することができます。園としても事実に基づいた判断や対応ができるため、子どもと職員の双方を支える仕組みになると考えました。

写真:福田様
――監視カメラシステムの導入はどのように決まったのでしょうか。
福田様:本部主導で複数のベンダーから提案を受け、私もZoomでの打ち合わせに参加しました。その中で最終的には、以前から当グループのさまざまな施設で総合的なセキュリティをお任せしているALSOK様を通じ、セキュア様のカメラシステムを導入することになりました。当グループの事情や運用の細部まで熟知してくださっているALSOK様経由でのご提案でしたので、現場としても安心して導入を進めることができました。
2026年7月時点では3拠点で導入済となりますが、本部からは、今後グループ内の他の施設へも段階的に導入していく予定だと聞いています。
――導入に対して、職員の方から意見はありましたか。
福田様:反対意見はございませんでした。ただ、旧園舎では出入口のみのカメラ設置だったためか、「少し緊張する」という声がありました。その際職員には「普段から安心・安全な保育を実施しているのだから、今まで通り過ごしていれば問題ない。カメラは子どもと職員を守り、何かあった時に事実を確認するためのもの」と伝え、納得の上で導入に至っています。
導入から3ヵ月がたった今では、すっかり慣れた様子です。むしろ積極的に活用する意識があるように感じます。職員から「録画映像を確認したい」と相談を受けることもありますし、理解が進んでいると思います。
けがが起きやすい場所を踏まえたカメラの選択
――カメラの種類や設置箇所、画角の検討はどのように進められましたか。
福田様:保育室に関しては、広い範囲を見渡せる360度カメラを提案していただきました。通常のカメラだとどうしても死角が多く生じてしまうのですが、360度カメラだと最小限に抑えることができます。その点が重要な決め手の一つとなり、保育室には360度カメラを採用しています。設置台数は、フロアごとに部屋の広さに合わせて決めました。
設置箇所や画角について最も相談を重ねたのは、階段のカメラです。けがが起きやすく重点的に見守る必要がある一方で、構造上、死角が生まれやすい場所でもあります。保育現場の経験を踏まえ、階段の始まりと終わりや、保育室から階段へ向かう動線上にある柵の付近など、確実に映るようにしたい箇所をお伝えしながら細かく調整を進めました。階段は広く見渡すことよりも特定の範囲を詳細に見ることが目的なので、360度カメラではなく通常の屋内用カメラを設置しています。


写真:保育室 360度カメラ
写真:階段 屋内用カメラ
日々の保育を支える見守りと、保護者へ届ける安心
――どのようにカメラを活用していますか。
福田様:普段は、何か確認したい出来事があった時に録画映像をさかのぼって見る使い方が中心です。園長用のPCからのみ閲覧可能な運用としており、他の職員から映像確認の相談があった際には必ず私の立会のもと、閲覧しています。保育室に設置した360度カメラはパノラマ表示モードをよく使用しており、保育室全体の動きも把握できるのでとても便利です。

写真:360度カメラ パノラマ表示イメージ
避難訓練ではリアルタイム映像も活用しました。園長室から地震発生を知らせる放送を行いながら、各教室の子どもたちが指示に沿って安全に避難できているかを確認しました。フロアの異なる教室の状況も1画面で同時に表示できるため、訓練全体の把握に役立ちました。
――画質や操作性の感想を教えてください。
福田様:死角が少なく、映像も非常に滑らかなので、初めて見た時は本当に驚きました。操作方法についても、セキュアさんのご担当者が丁寧にフォローしてくださったので、不安はありません。
強いて挙げるなら、お昼寝の時間帯など、室内が暗い時には少し画質が落ちると感じることがあります。ですが状況の確認には十分です。導入して本当に良かったと感じています。
――保護者の方からの反応はいかがでしょうか。
福田様:見学に訪れた保護者の方からも、カメラの導入について好意的な反応が多く寄せられています。保育室だけでなく、事故の起きやすい階段にもカメラを設置していることをお伝えすると「そこまで対策されているんですね、安心です」というお声をかけていただくことも多く、表情からもその安心感が伝わってきます。
こうした反応を目にするたびに、導入して良かったと実感しています。
安心・安全な保育環境づくりへの活用
――録画映像が保育に役立った事例はありましたか。
福田様:何回かあります。たとえば、3歳児クラスでの出来事です。けがをしたお子さんが「お友達の○○ちゃんに踏まれた」とお話ししたのですが、職員も近くにいたものの、瞬間的な出来事だったため正確な状況までは確認できませんでした。そこで職員から「カメラの映像を確認したいです」と相談があり、一緒に録画映像をさかのぼったところ、実際に踏んでしまったのは本人が話していた子ではなく、別のお子さんだったことが分かりました。
「○○ちゃんに踏まれた」と話したお子さんにも悪気はなく、本人はそう認識していたのだと思います。しかし、もしカメラがなければ、事実とは異なる内容を保護者の方へお伝えしていた可能性があります。映像という客観的な記録があったことで、状況を正確に確認し、関係する保護者の方々へ事実に基づいた説明を行うことができました。
――今後の活用やセキュアへの期待をお聞かせください。
福田様:すでに期待以上の働きをしてくれていますが、今後、保育現場の状況に合わせた機能やサービスが充実されていったらとてもありがたいです。これからも保育現場に寄り添い、子どもや職員、保護者の安全・安心を支えてくれる存在であってほしいですね。
<インタビュアー所感>
福田様の子どもたちに寄り添う温かいまなざしと、プロとして保育に携わる職員への深い信頼が伝わってくるインタビューでした。子どもたちが駆け寄ってくる姿が印象深いです。
子どもと職員の双方を守るツールとして、地域に愛される保育園のお役に立てたことを、光栄に感じております。
人物紹介

小鳩ナーサリースクール 南浦和
施設長 保育士
福田 雅樹 様
小鳩グループホームページ:https://www.kobato.net/





