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工場・倉庫の火災予兆検知|AIサーマルカメラで誤報を防ぎ初動につなげる構成例

「天井が高すぎて、一般的な火災報知器では反応が遅れるかもしれない」 「屋外の産業廃棄物置き場で、夜間に自然発火が起きたら気づけない」 「リチウムイオン電池の保管エリアで、ボヤ騒ぎになる前に異常を察知したい」

工場や倉庫、プラントの施設管理において、こうした「既存のセンサーでは防げない火災リスク」に頭を悩ませていませんか?

火災対策の重要な原則は、「燃えてから(事後)」ではなく「燃える前(予兆)」に対処することです。

しかし、従来の煙探知機や熱感知器は、煙や炎が出てからでなければ作動しません。
そこで現在、多くの現場で導入が進んでいるのが、「ネットワークカメラまたは、IPカメラによる火災予兆検知」です。

本記事では、火災検知カメラが「煙が出る前の異常発熱」を捉える仕組みと、誤報を防ぐためのAI活用術を解説します。
さらに、確実に現場を守るためのカメラ構成についても具体的にご紹介します。

【この記事でわかること】

 

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なぜ今、工場・倉庫で「火災検知カメラ」が求められているのか

近年、工場や倉庫の大規模化や無人化に伴い、従来の「煙や熱が天井に届くのを待つ」受動的なセンサーだけでは、資産を守りきれないケースが顕在化しています。
こうした「防災の死角」を埋めるための必須ツールとして、現在サーマルカメラが強く求められています。

ここでは、こうした現場の課題を解決する手段として、現在多くの企業で導入が進む「AI搭載型サーマルカメラ(温度検知カメラ)」が求められている技術的理由を解説します。

なぜ従来のセンサーでは不十分なのか、その決定的な違いとメリットについて見ていきましょう。

▼従来のセンサーとの違い
・従来のセンサーとの決定的違いは「待つ」か「探す」か
・暗闇・粉塵・屋外でも「熱」なら24時間見える
  1. 従来のセンサーとの決定的違いは「予兆検知」
  2. 暗闇・粉塵・屋外でも「熱」なら24時間見える
  3. 過酷な環境に耐える設計

従来のセンサーとの決定的違いは「予兆検知」

サーマルカメラによる廃棄物処理場の温度検知画面イメージ

火災対策において最も重要なのは、いかに早く異常に気づけるかです。

しかし、一般的に普及している「煙感知器」や「熱感知器」は、火災が発生し、煙や熱気流が天井のセンサー位置まで到達するのを「待つ(受動的)」仕組みとなっています。

そのため、以下のような環境では検知までに致命的なタイムラグが発生してしまいます。

  • 天井が高い倉庫
    煙が天井に届くまでに時間がかかり、感知した時にはすでに手遅れになっている。
  • 気流のある場所
    空調や風の影響で煙が拡散し、センサーが反応しない。

一方、AIサーマルカメラは、対象物から放射される赤外線エネルギーを捉え、ピクセルごとの表面温度を測定する技術を採用しています。

これは、異常が発生するのをただ待つのではなく、カメラが自らエリア内の温度変化を能動的に探しに行く仕組みと言えます。

AXIS Q1961-TE Thermal Camera サーマルカメラの製品外観左向き
■例:AXIS Q1961-TE が実現する「早期発見」機能

具体的な解決策として、Axis社が提供する「AXIS Q1961-TE Thermal Camera」を例に挙げます。
このカメラは、単に温度を見るだけでなく、火災の前兆を捉えるための専用機能が搭載されています。

1.早期火災検知分析機能 (Early Fire Detection)
単に「〇〇℃になったら通知」するだけでなく、「急激な温度上昇」を自動で監視します。
通常の温度変化とは異なる異常な上昇率を検知するため、発火点に達する前の段階でアラートを出すことが可能です。

2.スポット温度測定
画面内の特定の一点(スポット)の温度をピンポイントで測定できます。
配電盤の特定のブレーカーや、リチウムイオン電池の一部分など、小さな熱源の温度変化も見逃しません。

3.多角的な温度監視エリア
監視したい対象物の形に合わせて、最大10個の多角形エリアを自由に設定できます。
ベルトコンベアや廃棄物の山など、複雑な形状のエリアだけを正確にモニタリングし、精度を高めます。

このように、「燃えてから知る」のではなく「燃える前に知る」ことができるのが、AIサーマルカメラ最大のアドバンテージです。

株式会社セキュアはAxis社の正規パートナーです。
本記事で紹介している「AXIS Q1961-TE」をはじめ、お客様の現場環境に合わせたサーマルカメラの選定・設置・設定までをワンストップでサポートします。 

「自分の現場で予兆検知ができるか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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暗闇・粉塵・屋外でも「熱」なら24時間見える

一般的な監視カメラ(可視光カメラ)は、人間の目と同じく「光」を頼りに映像を映し出します。

そのため、照明のない夜間の資材置き場や、粉塵・煙が充満するリサイクル施設内では、視界が遮られてしまい、火災の発生源(熱源)を見つけることが困難です。

一方、AIサーマルカメラは、物体から放射される「熱エネルギー」そのものを映像化します。
この特性により、完全な暗闇であっても、煙の向こう側であっても、そこに熱を持った物体がある限り、鮮明にその輪郭と温度状況を把握することができます。

つまり、天候や時間帯、周囲の明るさに左右されず、24時間365日、常に一定の精度で監視を続けられるのです。

過酷な環境に耐える設計

特に屋外での使用においては、雨や風、粉塵への対策が不可欠ですが、すべてのサーマルカメラが屋外対応しているわけではありません。

その点、「AXIS Q1961-TE」は、工場や屋外プラントといった過酷な環境での使用を前提とした、極めて高い耐久設計が施されています。

  • IP66/IP67(防塵・防水): 激しい雨や、清掃時の水しぶきにも耐えられます。
  • NEMA 4X: 腐食や氷結にも強い筐体設計です。
  • IK10(耐衝撃): 万が一、飛来物が当たっても壊れにくい頑丈な作りです。

実際に屋外の廃棄物処理場で稼働している様子を動画でご覧ください。
粉塵や距離の影響を受けずに、対象をくっきりと捉えていることがわかります。

誤報を減らして“初動”につなげる:運用設計が最重要ポイント

屋外の鉄骨構造物に設置されたAXISサーマルカメラの利用イメージ

火災検知カメラは「検知できるか」だけでなく、誤報を抑えつつ、検知後の確認・連絡・対応までを運用として回せるかが重要です。

警報設備の分野でも、火災ではない要因で警報が鳴る「非火災報」への対策が整理されており**、発生要因や注意点を踏まえた設計・運用が必要だとされています。

本章では、現場で起こりやすい「誤報の要因」と、誤報を減らしながら初動につなげる考え方(監視エリア設計/しきい値・変化量/確認手段/通知設計)を整理します。

「鳴ること」自体がゴールではなく、“鳴った後に迷わず判断できる”状態を作ることが、運用を止めないためのポイントです。

参考:日本火災報知器工業会:自動火災報知設備の 非火災報等への対応について

現場担当者を悩ませる「誤検知」の正体

従来の一般的なサーマルカメラは、単純に「設定した温度を超えたらアラートを出す」という仕組みでした。しかし、工場や倉庫には「火事ではないけれど熱いもの」がたくさん存在します。

こうした熱源まで「異常」として検知してしまうと、現場はそのたびに対応が必要になり、運用負荷が増えます。代表的な誤報(誤検知)の要因は次のとおりです。

作業車両の排熱: フォークリフトやトラックのマフラー(排気口)は高温になるため、カメラの前を横切るたびに警報が鳴ってしまうケースが多発します。

西日の反射や急激な気温変化: 窓から差し込む西日が資材に反射したり、外気温の急変によって一時的に表面温度が上がったりすることで、誤検知を引き起こすことがあります。

暖房機器・照明: ヒーターや強力な照明器具などの「常に熱いもの」にも反応し続けてしまうことがあります。

アラートが鳴るたびに作業を中断して確認に行き、「なんだ、またフォークリフトか…」と徒労に終わる。


これを繰り返すと、従業員がアラートを信用しなくなり(オオカミ少年化)、本来対応すべきタイミングで見落としにつながるおそれがあります。

AI搭載カメラなら「火災リスク」だけを賢く検知

こうした誤検知による運用の形骸化(オオカミ少年化)を防ぎ、実用性を担保するのが、最新のカメラに搭載されたAIによる「フィルタリング」技術です。

最新のAIは、単なる熱源の温度情報に加え、「対象物が何であるかという物体認識」や「温度変化の推移」を複合的に解析します。
これにより、「業務上発生する正常な熱」と「火災リスクのある異常な熱」を高精度に識別することが可能です。

■例:AXIS Q1961-TE のフィルタリング機能
ここでも、Axis社の技術が良い例となります。
動体フィルター(人と車両の識別): 早期火災検知分析機能により、火災の初期兆候を監視しつつ、誤報の可能性をフィルタリングします。例えば、動いているフォークリフトの排熱などは「車両(業務上の熱)」であると認識し、アラート対象から除外する設定が可能です。

監視エリアの最適化: 特定のエリアだけを監視対象としたり、逆にヒーターなどの「そこにあって当然の熱源」を監視対象(マスクエリア)から外したりすることで、誤報を劇的に減らすことができます。

出典:AXIS Q1961-TE Thermal Camera データシート

このように、すべての熱源に反応するのではなく、「対処すべきリスク」だけを抽出できるかどうかが、運用成功のカギを握ります。

株式会社セキュアでは、Axis認定プロフェッショナルがお客様の現場環境をヒアリングし、誤報リスクを最小限に抑える最適なカメラ設定と設置場所をご提案します。

まずはプロに相談してみませんか?

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【プロが推奨】誤報を防ぎ、確実に初動対応するためのシステム構成

5つのチェックポイントと、それを指さす人差し指

温度検知システムのゴールは、熱を見つけることではなく、「異常を正確に把握し、現場が即座に動ける状態を作ること」です。

そのためには、サーマルカメラ単体では補えない「死角」をカバーするシステム設計が不可欠です。

本章では、プロが現場経験から導き出した、最小限のコストで最大のリスクヘッジを実現する「推奨システム構成」について解説します。

高額なシステム=正解ではない。「運用が回る」ための鉄則

まず、誤解していただきたくないのは、「高額で多機能なシステムを入れれば安心」というわけではないということです。

防災センターにあるような数千万円規模のシステムでなくとも、火災リスクは十分に防げます。 重要なのは、金額の大小ではなく、「検知・確認・警告・記録」の4拍子が揃っているかどうかが運用の成否を分ける鍵となります。

現場で実際に運用が回る(使い続けられる)システムには、必ず以下の4つの要素が含まれています。

  1. 【検知】 異常な熱をいち早く見つける
  2. 【確認】 それが火事なのか、誤報なのかを目で見て判断する
  3. 【警告】 現場の人間に知らせて避難させる
  4. 【記録】 原因を後から分析して再発を防ぐ

この4つのうち、どれか一つでも欠けると、「アラートは鳴ったが何が起きたか分からない(確認不足)」「管理者は気づいたが現場が逃げ遅れた(警告不足)」といった運用の死角が生まれ、システムは形骸化してしまいます。

最小コストで最大効果を出す「4点セット」

では、無駄なコストをかけずに、この4拍子を回すにはどうすればよいのか
「検知・確認・警告・記録」のサイクルを効果的に回すための推奨構成例が、以下の4点セットです。

  • サーマルカメラ(1台)【検知】
    広範囲を24時間監視し、異常発熱を早期に検知します。
  • 可視光PTZカメラ(1台)【確認】
    サーマルカメラの検知と連動して、自動で異常箇所にズームします。「何が起きているか」を目視確認するために必須です。
  • ネットワークスピーカー or 回転灯(1台)【警告】
    検知と同時に「温度異常が発生しました」と自動アナウンスを流し、現場作業員へ即座に危険を知らせます。
  • レコーダー(ライセンス2台分)【記録】
    サーマルと可視光、両方の映像を記録します。事後検証のために欠かせません。

この構成が生む「最大のメリット」 このシステムであれば、例えば深夜に自宅でアラート通知を受けた場合でも、スマホから手元の映像(PTZカメラ)を確認するだけで済みます。

たとえば「これは誤報(ただの車両)だから大丈夫」「これは煙が出ている、緊急事態だ」 現場に走ることなく、その場で正確な初動判断を下せること。

これこそが、運用担当者を疲弊させないための最大のポイントです。

現場別に見る:火災検知ソリューションが効く3つのシーン

火災検知ソリューションは、すでに多くの現場で導入され、リスク低減の切り札として成果を上げています。

ここでは、特に従来型のセンサーでは対応が難しく、導入効果が高かった3つの代表的なシーン(物流倉庫、産廃施設、製造プラント)をご紹介します。

御社の現場に近い課題がないか、ぜひ照らし合わせてみてください。

現場の火災リスクは、屋外・粉塵・高天井・24時間稼働などの環境条件によって、検知の難易度が大きく変わります。

ここでは、従来型のセンサーでは対応が難しくなりやすい代表的な3つのシーンを取り上げ、火災検知ソリューションの活用ポイントを整理します。

自社の現場条件と照らし合わせながら確認してみてください。

  1. 【シーン1:物流倉庫】高天井・大空間の温度監視
  2. 【シーン2:産廃・リサイクル施設】屋外・粉塵環境での過熱兆候の把握
  3. 【シーン3:製造プラント】24時間稼働設備の異常発熱を遠隔で監視

【シーン1:物流倉庫】高天井・大空間の温度監視

物流倉庫は天井が高く、保管エリアも広大になりやすいため、火災の“兆候”を早くつかむ仕組みが求められます。加えて空調や搬送設備の稼働で気流が生まれやすく、検知環境が一定になりにくい現場です。

■課題:従来のセンサーがハマりにくい理由

大空間かつ天井が高い場所では、熱や煙が拡散しやすく、警報設備の設計で配慮が必要になることが、東京消防庁が公開している資料でも示されています。

そのため「どこで何が起きているか」を早い段階で把握しづらく、検知後の状況確認や初動判断が遅れやすい点が課題になります。

出典:大規模空間における自動火災報知設備等に関する考え方:東京消防庁資料

■解決:“熱”で予兆を捉え、即時確認につなげる

火災検知ソリューションでは、煙の到達を待つのではなく、出火前段階で現れやすい温度の異常(閾値の超過/未満、急激な温度変化など)をトリガーにして、早期の気づきを補助できます。

例えばAxis社のサーマルカメラAXIS Q1961-TEでは、監視したいポイントに合わせて最大10の多角形監視エリアを設定し、エリア単位で温度条件を監視可能です。

さらにスポット温度測定により、アラート発生時に「いま実際に何度まで上がっているのか」を確認できるため、単なる“検知”で終わらず緊急度の当たり(継続的に上がっているのか、一時的な熱源なのか等)を付けやすくなります。

運用面では、温度異常→(必要に応じて)音声アナウンス/サイレンで現場へ通知→可視光(PTZ)で状況確認→録画で振り返り、という流れにしておくと、検知を初動につなげやすくなります。

参考:AXIS Q1961-TE Thermal Camera

【シーン2:産廃・リサイクル施設】屋外・粉塵環境での過熱兆候の把握

産廃・リサイクル施設は屋外ヤードや粉塵環境になりやすく、夜間・無人時間帯も含めた監視が求められます。

加えて、発熱源が「設備」だけでなく、廃棄物の堆積物そのものになるケースもあり、監視対象が変動しやすい現場です。

■課題:自然発火・電池火災など“発生源が読みにくい”

近年は、リチウムイオン電池等を起因とする火災について消防庁が注意喚起や調査結果の公表を行っており、現場側でも対策の必要性が高まっています。

一方で、屋外・粉塵・風など環境条件の影響を受けやすい現場では、検知の安定性や誤報対応が運用負荷になりやすく、「検知した後にどう判断し、どう連絡するか」まで含めて設計しないと形骸化しやすい点が課題です。

参考:リチウムイオン電池等から出火した火災の調査結果の公表:消防庁

■解決:温度異常を面で監視し、確認・通知につなげる

火災検知ソリューションでは、堆積物などで起きる過熱兆候(温度の異常)を起点に早期の気づきを補助できます。

広いヤードでは、可視光(PTZ)での状況確認や、スピーカー/サイレン等での現場通知まで含めた運用にすることで、「通知は来たが現場状況が分からない」「連絡が遅れる」といったロスを減らしやすくなります。

また、複数ポイントを巡回監視できる仕組み(ガードツアー等)に対応したサーマルカメラを選ぶと、広域監視の運用を組み立てやすくなります。

参考:AXIS Q2101-TE Thermal Camera

【シーン3:製造プラント】24時間稼働設備の異常発熱を遠隔で監視

製造プラントは24時間稼働の設備が多く、分電盤・制御盤などの電気設備をはじめ、稼働中の機器が発熱するポイントが複数存在します。稼働を止められない工程もあるため、巡回点検だけで異常の兆候を拾い続けるのが難しい現場です。

■課題:設備の劣化・過熱は“気づきにくい”まま進行する

工場・作業場の火災は電気設備が原因となるケースも多く、例えば東京消防庁は、工場・作業場火災の中で電気火災が一定割合を占めることや、分電盤に設置される電気装置(低圧進相コンデンサ)について、長年使用による絶縁劣化が発熱につながり、火災に至るまで異常に気づきにくい旨を示しています。※1

このように「過熱→出火」というプロセスは、煙や炎が目に見える前段階がある一方で、現場では兆候を捉えにくく、初動判断が遅れやすい点が課題になります。

参考:工場・作業場からの火災にご注意を!~古い電気装置にご用心~:東京消防庁

■解決:“温度異常”をトリガーにして、確認と初動につなげる

火災検知ソリューションでは、設備周りの温度異常(閾値超過/急激な温度変化など)をトリガーとして早期の気づきを補助できます。

例えばAxis Communications(Axis)のサーマルカメラ「AXIS Q1961-TE」では、監視したい設備に合わせて温度監視エリアを設定し、エリア単位で温度条件を管理できます。

さらにスポット温度測定により、アラート発生時に「いま何度まで上がっているか」を確認できるため、単なる“通知”で終わらず、緊急度の当たり(継続的上昇か、一時的な熱源か等)を付けやすくなります。

火災検知カメラの選び方:誤報を防ぎ、初動につなげる5つのポイント

火災検知カメラは「検知できるか」だけでなく、誤報を抑えながら、検知後の初動(確認・連絡・対応)につなげられるかが重要です。

導入後に運用が形骸化しないよう、選定時点で以下の5点をチェックしておくと失敗を防ぎやすくなります。

【チェックリスト:5つの選定ポイント】

  • 誤報を減らす設計ができるか(不要な熱源・環境変化への対策)
  • 検知後にすぐ状況確認できるか(可視光/PTZなど)
  • 現場へ確実に伝達できるか(音声・サイレン・回転灯など)
  • 記録と振り返りができるか(録画・ログ)
  • 運用が続くか(設定調整・保守・体制)

この5点は「検知」単体ではなく、検知→確認→通知→記録までを一連の運用として設計するためのチェック項目です。

現場条件(監視対象・監視範囲・通知方法)によって最適構成は変わるため、要件整理から相談できる体制があるかも併せて確認しておくと安心です。

参考1:日本火災報知器工業会:自動火災報知設備の非火災報対策
参考2:消防庁:消防用設備等点検報告制度とは

株式会社セキュアでは、現地調査を踏まえて監視対象・設置位置・通知方法・運用フローを整理し、最適な構成をご提案します。導入後の運用も見据えて進められるため、「誤報が多くて運用が止まる」「通知は来たが判断できない」といった課題を避けやすくなります。

まずは監視したい場所や課題感を共有いただければ、要件整理からサポート可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

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まとめ

本記事では、火災検知カメラの考え方と、物流倉庫・産廃/リサイクル施設・製造プラントでの活用シーン、さらに誤報を防いで初動につなげるための選定ポイントを解説しました。

火災検知は「検知できるか」だけでなく、検知後にどう確認し、どう通知し、どう記録するかまで含めて初めて運用として成立します。

現場条件によって最適構成は変わるため、監視対象や通知方法がまだ固まりきっていない場合は、要件整理から相談するのがスムーズです。

監修者

セキュリティマーケター

和田 麗奈

保有資格:防犯設備士(優良)

株式会社セキュアに入社後4年間、セキュリティソリューション営業に従事。多岐にわたる業界・業種の課題解決に貢献する。
現在はマーケティングチームに所属し、現場での経験を活かしながら活動中。

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