企業がセキュリティカメラを導入するメリットとデメリット3つ!選び方も解説
「セキュリティカメラを導入すると、どんな効果が期待できるの?」
「実際にセキュリティカメラを導入したいけど、そもそも選び方がわからない……」
とお悩みではありませんか?
コストをかけてセキュリティカメラを導入するなら、メリットやデメリットを理解したうえで、自社に最適なものを選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
- セキュリティカメラとはどんなものか
- セキュリティカメラのメリット・デメリット
- セキュリティカメラの選び方
セキュリティカメラを導入し、「社内のセキュリティを強化したい」という方はぜひ参考にしてください。
目次
セキュリティカメラとは?
セキュリティカメラとは、防犯のためにオフィスや店舗などに設置するカメラのことです。セキュリティカメラを設置していれば、撮影したデータは録画・保存できます。遠隔でモニタリングもできるため、セキュリティを強化したい方におすすめです。
次の章「企業がセキュリティカメラを導入するメリット3つ」で詳しく解説しますが、セキュリティカメラがあることで犯罪の抑止力になったり、録画データを犯罪の証拠として利用したりすることが可能です。
そのためセキュリティカメラは、以下の場所などに設置されるケースが増えています。
- オフィス
- 店舗
- 工場
- フィットネスジム
- 学校・病院
続いて「セキュリティカメラのメリットを詳しく知りたい」という方に向けて、企業がセキュリティカメラを導入する利点を解説します。
企業がセキュリティカメラを導入するメリット3つ
企業がセキュリティカメラを導入するメリットは、主に以下の3つです。
- オフィスや店舗などを監視できるため、犯罪や不正を抑えられる
- 録画データは残るため、トラブルが起きた際の証拠として使える
- 遠隔モニタリングできるため、複数の拠点管理が円滑にできる
特に3つ目の「遠隔モニタリングできるため、複数の拠点管理が円滑にできる」は、マネジメント側の業務効率向上にも繋がるので重要です。それぞれ順番に解説します。
【メリット1】オフィスや店舗などを監視できるため、犯罪や不正を抑えられる
企業がセキュリティカメラを導入すれば、オフィスや店舗などを常に監視できます。
カメラがあると見られている意識が働くため、犯罪や不正を抑制することが可能です。
■セキュリティカメラで抑制できる犯罪や不正の例
- 従業員の不正や横領
- 機密情報の漏洩
- 社外の人間による社内への侵入
- 店舗を利用する人による万引きや恐喝
実際に愛知県刈谷市では、街に防犯カメラを増やしたことで、刑法犯の認知件数が5年で46.4%減少しました。
このように常に人の動きを監視するカメラの導入は、犯罪の抑止力に繋がる点が大きなメリットです。
【メリット2】録画データは残るため、トラブルが起きた際の証拠として使える
セキュリティカメラを導入すると、録画されたデータが残ります。
録画データは、以下のような犯罪やトラブルが起きた際の証拠映像として利用可能です。
- 外部の人間がオフィスへ侵入したことによる情報漏えい
- 顧客から店舗へのクレーム
- 従業員同士での言い争いやパワハラ
実際にセキュリティカメラの映像は、警察による犯罪の捜査にも証拠として利用されており、有用なものと認識されています。
また、映像だけでなく音声も残せるセキュリティカメラであれば、より明確な状況の検証が可能です。
このようにセキュリティカメラの録画データは、犯罪やトラブルなどの解決に役立つ場合があります。
【メリット3】遠隔モニタリングできるため、複数の拠点管理が円滑にできる
遠隔モニタリング機能を持ったセキュリティカメラを導入すれば、いつどこにいてもオフィスや店舗の映像を確認できます。
また複数の店舗や拠点のデータを一括管理できるため、マネジメント側の業務効率を改善することが可能です。
たとえば遠隔モニタリングができる監視カメラシステム『SECURE VS』を導入した「株式会社東邦」では、全ての店舗にカメラを設置し、スマホやタブレットから映像を確認しています。
これにより、研修中のスタッフの顧客対応を遠隔で確認し、その日のうちにアドバイスができるようになったそうです。
セキュリティカメラを導入することで複数拠点の管理が円滑になり、結果として店舗サービスの質の向上にも繋がります。
参考:お客様とスタッフが安心できる店舗の実現に防犯カメラを導入(導入事例:株式会社東邦)
ここまで企業がセキュリティカメラを導入する3つのメリットをお伝えしましたが、「セキュリティカメラの導入に欠点はないの?」と考える方もいるでしょう。次に、企業がセキュリティカメラを導入する3つのデメリットを解説します。
企業がセキュリティカメラを導入する3つのデメリット!対策はある?
企業がセキュリティカメラを導入するデメリットは、以下3つです。
- 導入・運用にはコストがかかる
- 導入するセキュリティカメラによっては撮影範囲が限られる
- プライバシーの侵害になる可能性がある
デメリットの対策もセットでご紹介するので、確認しながら読み進めることをおすすめします。
【デメリット1】導入・運用にはコストがかかる
セキュリティカメラの導入・運用には、さまざまなコストがかかります。
初期費用だけでも、次のような支出が必要です。
- カメラ本体
- 録画するハードディスク
- カメラの取り付け工事
またセキュリティカメラを設置してからも、メンテナンスなど運用費用がかかります。
しかし、コストがかかるからといってセキュリティカメラを設置しないと、次のようなデメリットに繋がる危険性も。
- 企業の機密情報の漏洩
- 従業員による横領
- 店舗での万引の増加
上記などの犯罪が多発すると企業のイメージが悪くなり、売上が低下する可能性もあります。
もし「セキュリティカメラを導入したいけど、多くの予算をかけられない……」と悩むなら、比較的低コストで導入できるクラウド型のセキュリティカメラがおすすめです。
少しでも導入・運用コストを抑えつつ、カメラで社内セキュリティを強化したい方は、以下からお問い合わせください。
【デメリット2】導入するセキュリティカメラによっては撮影範囲が限られる
セキュリティカメラは、基本的に一定方向の撮影を行います。
そのため設置するカメラの種類や場所によっては、全ての範囲の撮影が難しいです。
撮影範囲が限られると、カメラの死角を狙って不正や犯罪が起きる可能性があります。
とはいえ、360度モニタリングできるセキュリティカメラもあるため「死角なく全範囲の撮影をしたい」という方は、導入するカメラの機能を事前に確認することが重要です。
【デメリット3】プライバシーの侵害になる可能性がある
セキュリティカメラの導入が、プライバシーの侵害になる可能性があります。
そもそもセキュリティカメラでの撮影自体は、基本的に違法ではありません。しかし、セキュリティカメラで撮影したデータによって個人が識別できる場合、その映像は個人情報となります。
過去には裁判で、プライバシーの侵害を理由に防犯目的のカメラの撤去が求められた事例も。
したがってセキュリティカメラで撮影する際は、プライバシーの観点からデータなどの取り扱いに注意が必要です。
なお、『SECURE VS』では録画映像の通信データを暗号化しているため、外部からの覗き見を防止しています。「セキュリティカメラを導入したいけど、安全性に不安がある」という方は、ぜひ一度お問い合わせください。
\録画した映像を暗号化できる/
ここまで、企業がセキュリティカメラを導入するメリット・デメリットをそれぞれ解説しました。
■セキュリティカメラを導入する3つのメリット
- オフィスや店舗などを監視できるため、犯罪や不正を抑えられる
- 録画データは残るため、トラブルが起きた際の証拠として使える
- 遠隔モニタリングできるため、複数の拠点管理が円滑にできる
■セキュリティカメラを導入する3つのデメリット
- 導入・運用にはコストがかかる
- 導入するセキュリティカメラによっては撮影範囲が限られる
- プライバシーの侵害になる可能性がある
ここまで読んで「実際にセキュリティカメラを導入したいけど、選び方がわからない……」と悩む方もいるのではないでしょうか?次に、セキュリティカメラを選ぶときのポイントを解説します。
セキュリティカメラの5つの選び方
セキュリティカメラの選ぶポイントは、以下5つです。
- 予算の範囲で導入できるか
- 利用したいシチュエーションに対応できるか
- スマホやPCなどでも録画データの確認ができるか
- 保障期間や保障内容は充実しているか
- 監視や防犯以外の機能も備えているか
これらの選び方を参考にすることで、納得できるセキュリティカメラを選べます。それぞれ順番に見ていきましょう。
1.予算の範囲で導入できるか
セキュリティカメラを選ぶときは、予算の範囲で導入できるかを確認しましょう。
セキュリティカメラの導入には、以下のものなどさまざまな費用がかかります。
- カメラの本体代
- カメラを設置する工事費
- メンテナンスなどの運用コスト
そのため予算オーバーしないで導入・運用できるかを、事前にカメラを提供する会社へ相談することがおすすめです。
とはいえ、セキュリティカメラの導入に大きな予算をかけられない方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが、監視カメラクラウドサービス『SECURE VSaaS』です。
SECURE VSaaSでは、以下の初期費用と月額費用でセキュリティカメラを導入できます。
- 初期費用
- 屋内用カメラ本体代:24,800円/台
- 屋外用カメラ本体代:50,000円/台
- 月額費用:1,200円/月〜
低コストでの導入・運用が可能であるため、セキュリティカメラに多くの予算をかけられない企業にもおすすめです。気になる方は、ぜひ以下からお問い合わせください。
2.利用したいシチュエーションに対応できるか
セキュリティカメラを選ぶときは、利用したいシチュエーションに対応できるかを確かめることが大切です。
セキュリティカメラといっても次のようにさまざまな性能があり、利用する場面によって最適なものが異なります。
- 屋外での利用に適した防水性
- 夜間のオフィスや店舗の監視ができるナイトビジョン機能
- 撮影範囲の死角をなくせる広角レンズ搭載
- レジの手元まで映せる高い解像度
たとえば店舗の万引き対策でセキュリティカメラを導入する場合は、死角をなくせる広角レンズカメラの導入がおすすめです。
セキュリティカメラを導入するなら、利用するシチュエーションにぴったりなカメラを選びましょう。
3.スマホやPCなどでも録画データの確認ができるか
セキュリティカメラを選ぶときは、スマホやPCなどでも録画データの確認ができるかチェックしましょう。
なぜならスマホやPCでも録画データを見れると、複数の店舗や拠点の管理が一括で可能となるからです。結果として業務効率が改善し、生産性も高まります。
たとえば、スマホやPCからセキュリティカメラのデータを確認できる『SECURE VS』を利用している「ぼてじゅうグループ」では、全店舗のセキュリティカメラの情報をスマホで管理しています。
これまでは、スーパーバイザーが店舗を直接回って業務指導などを行っていましたが、今はスマホの店舗情報と社内SNSを利用して、現場とコミュニケーションを取っているそうです。
このように、スマホやPCで録画データが確認できると業務効率も高まるため、セキュリティカメラを導入する際はチェックしておくことをおすすめします。
参考:働き方改革の実現に向けてクラウド型カメラを導入(導入事例:ぼてじゅうグループ)
4.保証期間や保証内容は充実しているか
セキュリティカメラを選ぶときは、保証期間や保証内容にも注目することをおすすめします。
セキュリティカメラは毎日利用するため、急に不具合が生じる可能性も否めません。もし万が一の場合の保証があれば、安心して利用できます。
たとえば『SECURE VS』では以下のように、もしもの場合の保証が豊富です。
- 3〜5年の長期保証
- オンサイト保守サービス
- データ復旧保証サービス
セキュリティカメラは、短期間で利用が終わるものではありません。長期利用を見越した保障も重視したい方は、以下からお問い合わせください。
\安心の長期保証!/
5.監視や防犯以外の機能も備えているか
セキュリティカメラを選ぶときは、監視や防犯以外の機能も確認しましょう。
具体的には、次のような機能などがあるかを見るのがおすすめです。
- 長時間の録画
- 高画質での録画
- 高品質なデータを少ない容量で録画する技術
- レコーダーの不具合の自動検知
- 店舗にいる顧客の画像の解析(行列や混雑状況など)
上記のような機能があれば、セキュリティカメラによる管理・運用がよりしやすくなります。
ここまでセキュリティカメラの5つの選び方をお伝えしました。
■セキュリティカメラの5つの選び方
- 予算の範囲で導入できるか
- 利用したいシチュエーションに対応できるか
- スマホやPCなどでも録画データの確認ができるか
- 保障期間や保障内容は充実しているか
- 監視や防犯以外の機能も備えているか
上記5つの選び方のポイントを抑えたセキュリティカメラを導入したい方には、監視カメラシステム『SECURE VS』がおすすめです。次に、SECURE VSの魅力をお伝えします。
カメラでセキュリティ強化するなら「SECURE VS」がおすすめ!
これからカメラを導入してセキュリティを強化したいなら、『SECURE VS』がおすすめです。
SECURE VSには、エントリー(クラウド)とエンタープライズ(オンプレミス)の2タイプがあります。それぞれの強みは以下のとおりです。
エントリー(クラウド)とエンタープライズ(オンプレミス)共通 | ・アップデート作業の工数を削減 ・設置から保守まで対応 ・PCやスマホから遠隔モニタリング |
エントリー(クラウド) | ・運用開始までのスピード感 ・初期費用や運用コストの低減 ・メンテナンス工数の削減 |
エンタープライズ(オンプレミス) | ・1年間の長時間録画 ・長期間の保証 ・全方位(360°)のモニタリング ・録画映像の画像解析 ・高画質(4K)での録画 |
社内に録画レコーダーを設置したくない、初期費用を抑えたいという方にはエントリー(クラウド)タイプが向いています。
また、録画データを長期保存したり、映像を解析したりしたいなら、エンタープライズ(オンプレミス)タイプがおすすめです。
SECURE VSでは、豊富なセキュリティカメラの種類とシステムのカスタマイズによって、お客様に最適のプランを提供しています。
そのため「どのタイプを選べばよいかわからない」という方も、セキュリティカメラの導入を検討しているシチュエーションや予算などをぜひ一度ご相談ください。
\自社に最適なプランをご提案/
まとめ:セキュリティカメラの導入はおすすめ!自社に合ったものを選ぼう!
セキュリティカメラには、メリットもあればデメリットもあります。後悔しないためにも、双方を理解したうえで導入を検討しましょう。
■セキュリティカメラを導入する3つのメリット
- オフィスや店舗などを監視できるため、犯罪や不正を抑えられる
- 録画データは残るため、トラブルが起きた際の証拠として使える
- 遠隔モニタリングできるため、複数の拠点管理が円滑にできる
■セキュリティカメラを導入する3つのデメリット
- 導入・運用にはコストがかかる
- 導入するセキュリティカメラによっては撮影範囲が限られる
- プライバシーの侵害になる可能性がある
また、導入するなら以下5つのポイントを抑えたセキュリティカメラを選ぶことをおすすめします。
■セキュリティカメラの5つの選び方
- 予算の範囲で導入できるか
- 利用したいシチュエーションに対応できるか
- スマホやPCなどでも録画データの確認ができるか
- 保障期間や保障内容は充実しているか
- 監視や防犯以外の機能も備えているか
たとえば監視カメラシステム『SECURE VS』は、上記5つの選び方のポイントを抑えたセキュリティカメラです。SECURE VSでは、お客様の希望に合わせた最適のプランを提供しているため、気になる方はぜひ検討してください。
また、監視カメラシステムを導入する流れを以下の記事で詳しく解説しています。「実際にセキュリティカメラを設置したい!」と考えている方は、ぜひこちらも合わせてご一読ください。