顔認証システムでできる4つのこととは?導入検討時によくある3つの質問も
「顔認証システムは、そもそもどんな活用法があるの?」
「顔認証システムで具体的にできることを知りたい!」
と思うことはありませんか?
そこで今回は、以下4つに分けて顔認証システムでできることをご紹介します。
- オフィスの入退室管理
- なりすまし・チケット転売の防止
- 会員認証
- 顔認証決済
「他の認証方式より優れている点」や「導入費用の目安」もご紹介しているので、まずはご一読ください。
>>顔認証システムの特徴や仕組みを事前に知りたい方はこちらをクリック
ちなみに実店舗(小売店など)で顔認証システムを導入する場合は、決済システムと連携して店舗運営を効率化できることも。「AI STORE LAB」で詳しい機能を解説しているので、あわせてご一読ください。
目次
顔認証システムでできることは4つある!オフィスや店舗にも有効
顔認証システムは、以下の4つの活用法があります。
具体的にどのようなことができるのか、詳しく見ていきましょう。
【顔認証システムでできること1】オフィスの入退室管理
まずは、オフィスの顔認証システムでできることの例を見ていきましょう。オフィスで顔認証システムを導入する場合は、入退室時の認証に利用することができます。
ただ、既に「社員証一体型のICカード」で認証をしていることも多く、「顔認証システムに変更するメリットはあるの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
オフィスの入退室時に顔認証システムを導入するメリットは、次の3つ。
- 社員証の貸し借りや、紛失などによる【セキュリティリスク】を低減できる
- 非接触で本人確認できるため、【感染症対策】につながる
- 顔認証時に検温ができるため、【熱が高い従業員の入室】を防げる
入退室時のセキュリティ対策の強化はもちろん、カメラを活用した感染症対策なども強化できます。たとえばクラウド型オフィス管理サービス「SECURE AI Office Base」では、次のように顔認証を活用した機能が豊富です。
- マスクを着用しても顔認証が可能
- 顔認証時に自動で測温するため、コロナ対策に有効
- 顔認証のデータをクラウドで管理し、リモートワークでも出退勤管理が可能
SECURE AI Office Baseの詳細については、以下をご覧下さい。
【顔認証システムでできること2】なりすまし・チケット転売の防止
人気のあるコンサートでは、以前までチケットを購入して高額な値段で売る「チケット転売」が問題となっていました。このとき導入されたのが、顔認証システムです。
購入者は事前に自分の顔データをスマートフォンなどから送ることにより、初めてコンサートのチケットを購入できます。購入したチケットに顔データが紐づいているため、仮に転売しても使えない仕組みを実現したのです。
受付番号やQRコード(※)であれば、なりすましで転売を防ぎきれません。その点、「顔認証システムはセキュリティが高い」と言えます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
【顔認証システムでできること3】会員認証
顔認証システムを導入することで、会員認証の業務を効率化できます。
たとえばランニングなどができる「フィットネスクラブ」を考えてみましょう。受付でカードを会員証として利用している場合、紛失してしまうと対応が必要となってしまいます。
また再発行の手続きなどを踏まえると、人的コストもかかりますよね。
では、顔認証システムを利用した場合はどうでしょうか。紛失リスクがなくなるため、再発行の手続きそのものが不要となりますよね。
このように、会員認証を顔認証システムに置き換えて工数削減となるケースもあります。
【顔認証システムでできること4】顔認証決済
顔認証システムを決済に利用する方法(顔認証決済)もあります。
たとえばコンビニや書店などで顔認証決済を導入できれば、レジ打ちのスタッフが不要となることも。その結果スタッフを雇う必要もなくなり、人件費の削減が可能です。
さらに顔認証の情報を活用し、
- どういった年齢層の顧客がいるのか
- 年代別に購入される商品の傾向
などを分析し、店舗運営に役立てることもできるかもしれません。
たとえば未来型無人化店舗『AI STORE LAB』では、顔認証決済ができるだけでなく「リアルタイムに在庫数の確認」が可能です。そのため店舗にいなくても、減ってきたタイミングで商品の発注が可能です。
さらに来店客が商品を手に取った情報も分析出来るので、店舗の売り上げアップにつながる分析に活用できることも。以下で詳しい機能を紹介しているので、ご覧ください。
ここまで、
- オフィスの入退室管理
- なりすまし・チケット転売の防止
- 会員認証
- 顔認証決済
の4つに分けて、顔認証システムでできることを解説しました。
「顔認証システムは思っていたよりも便利そう」と感じた方もいるのではないでしょうか。ただ、いざ顔認証システムの導入を検討しようとしたとき、細かい点で疑問が出て来ることも。
そこで、顔認証システム導入を検討している人によくある3つの質問と回答をご紹介します。
顔認証システム導入を検討している人によくある3つの質問
ここからは、顔認証システムの導入を検討している人によくある3つの質問について紹介します。
- 【質問①】他の認証システムと比べて優れている点は?
- 【質問②】導入費用はどれぐらいかかるのか?
- 【質問③】マスク着用時でも顔認証は可能か?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【質問1】他の認証方式と比べて優れている点は?
顔認証システムは他の認証システム(指紋認証やICカード認証)と比べて、以下の3点に優れています。
- 非接触なので衛生面に優れている
- 紛失リスクがない
- 不正防止しやすい
社員証で認証する場合、紛失したりカード貸しによる不正が発生したりするリスクがあります。またカードを忘れた場合に利用できないのも残念なポイント。
一方で顔認証の場合は、紛失はもちろん不正利用される心配もありません。具体的な顔認証システムの仕組みやセキュリティに強い理由について知りたい方は、以下をご確認ください!
>>顔認証システムの特徴や顔認証の認証方式についてはこちらをクリック
指紋認証も優れた認証システムですが、必ず専用端末に触る必要があります。特にコロナ禍の現在、指紋認証デバイスへの接触からウイルスが感染するリスクが怖いところ。
この点顔認証であれば、非接触なので衛生的です。このように、顔認証システムは他の認証システムと比較しても導入するメリットが大きいと言えます。
【質問2】導入費用はどのぐらいかかるのか?
顔認証システムの導入費用は、設置台数や顔認証システムのタイプ、サービスの契約方法によって大きく異なります。そのため、費用の目安を確認しづらいのが実情です。
とはいえ、「大まかな概算でも良いから、費用感を知りたい」と思っている方もいるでしょう。そんな方に向けて、導入費用の概算をご紹介します。
- 自社独自のシステムを構築するオンプレミス型:数十万円
- クラウド型の顔認証サービス:月額数千円~1万円程度
クラウド型の顔認証システムは、既に構築済みのサービスを導入できます。そのため導入コストを抑えて、スピーディーな導入が可能です。
またオンプレミスと異なり、自社に専用ネットワークやサーバーなどを設置する必要もありません。そのためサーバーなどのメンテナンスコストもほとんどかからず、運用が可能です。
もしもクラウド型の顔認証システムの導入をお考えなら、以下からお問い合わせください。
また、「顔認証システムの導入コストについて詳しく知りたい」という方は、以下の記事をご一読ください。
参考:顔認証システムの費用相場は?自社に最適な予算・機能で導入するコツも解説
【質問3】マスク着用時でも顔認証は可能か?
結論から言うと、マスク着用時でも顔認証が可能なデバイス・サービスはあります。
コロナ禍において、「オフィス出社時にマスク着用でも認証可能な点」はとても重要です。特に出社時などで混雑するタイミングでは、マスクを外すのが手間と感じる方も多いでしょう。
サービス紹介ページにマスク着用時の顔認証について記載がない場合は、担当者に確認するのがおすすめです。
ちなみに、「SECURE AI Office Base」の顔認証システムでは、マスク着用時の顔認証にも対応しております。また「マスクを着用していないと入室できない」といった設定も可能です。
「顔認証システムを導入してコロナ対策を強化したい」と思っている方におすすめです。
最後に、顔認証システムを活用した業務効率化の例として、「AI STORE LAB」をご紹介します。
無人店舗の運営には「AI STORE LAB」がおすすめ!【顔認証で入退室・決済可能】
未来型無人化店舗「AI STORE LAB」では、無人店舗の運営や詳細な購買データに基づいた戦略的な店舗運営が可能です。
■AI STORE LABの魅力 ・事前にサイトで顔を登録すれば、顔認証で入店できる ⇒誰が入店・退店したかわかる ⇒万引きがあった場合、すぐに個人特定できる ・顔認証で決済できる ⇒レジスタッフを配置する必要が無くなり、人件費を抑えられる ▲顔認証による入店・決済の利用イメージ ・リアルタイムに在庫数を把握できる「AI商品棚」 ⇒在庫チェックの手間や、万引きリスクを低減できる ⇒「手に取ったけど購入しなかった」といったデータも計測できる ▲AI商品棚の利用イメージ ・利用者データを活用した店舗運営を行いやすい ⇒どの年齢層・性別の人がどの商品を手に取ったのか把握できる ⇒店舗利用者の好む商品を把握しやすい ⇒売れ筋の商品を早期把握して、発注の効率化や陳列方法の改善につなげやすい ・商品の口コミや詳細情報をデジタルサイネージ(商品情報を表示するデジタルディスプレイ)で表示できる ⇒顧客が満足した上で、商品を購入してもらえる(顧客満足度の向上が期待できる) |
「実店舗のスタッフ数を減らして、人件費を削減したい」
「顧客の購買データを活用した戦略的な店舗運営を行いたい」
「無人店舗の導入を検討している」
という方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ:顔認証システムを活用すれば無人化店舗の運営も可能!
今回は、顔認証システムでできることや、導入時に悩むポイントについてご紹介しました。ここで、お伝えした内容を振り返ってみましょう。
- 顔認証システムでは、以下4つのことができる
- オフィスの入退室管理
- なりすまし・チケット転売の防止
- 会員認証
- 顔認証決済
- 顔認証システムは、他の認証システムより以下の点で優れている
- セキュリティが高い
- 非接触で衛生的
- マスク着用時でも認証可能
- 顔認証システムの導入費用は、お問い合わせして見積もりを貰うのが確実
もしもオフィスに顔認証システムの導入を考えている場合は、コロナ対策や労務管理の効率化が可能な「SECURE AI Office Base」がおすすめです。クラウド型で導入費用も抑えやすいので、まずは気軽に見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
また顔認証システムは、小売店の無人化にも活用可能。顔認証で決済できるためレジ打ちスタッフを削減できるだけでなく、セキュリティ強化にも繋がります。
また購入者の属性(性別、年齢など)が詳細に分かるため、どのような人が何を買ったのか正確に把握可能。蓄積した購買データを活用すれば、マーケティングに活かせます。
顔認証システムを活用した無人店舗やデータを活用した戦略的な店舗運営に興味がある方は、「AI STORE LAB」へお気軽にお問い合わせください。