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クラウド入退室管理システム全ガイド!機能や導入費用、メリット・選び方を解説

Young officer woman holding a key card to lock and unlock door for access entry. Door access control. Back view.

クラウド入退室管理システムとは、インターネット上でオフィスの入退室履歴を管理できるシステムです。オフィスのセキュリティ向上はもちろん、出社せずに勤怠管理できるため、総務部のリモートワーク促進にも役立ちます。

本記事では、クラウド型の入退室管理システムについて、メリットや費用の目安、選び方などを網羅的に解説します。

なお株式会社セキュアでは、顔認証クラウド型の入退室管理システム「SECURE AI Office Base」を提供しています。

クラウドシステムのため、社内のネットワークとは切り離して管理することが可能です。高いセキュリティ機能で安心してご利用いただける「SECURE AI Office Base」については、下記からお気軽にお問い合わせください。

目次

クラウド入退室管理とは?

クラウド入退室管理とは、建物や施設への入退室を管理するシステムをクラウド上で運用する方法です。

従来のオンプレミス型(自社内サーバーを用いる形式)と比較して、クラウド型の入退室管理はインターネットを通じてデータを保存・管理し、遠隔で操作やモニタリングが可能になる点が特徴です。下記にオンプレミス型とクラウド型の違いの一部を紹介します。

オンプレミス型・自社内にシステムやサーバーを構築
・運用・保守は自社で行う
・社内のネットワークでのみアクセス可能
クラウド型・クラウド上の環境を利用
・運用・保守などは自社で行う必要がない
・インターネット接続があれば、どこからでも操作、モニタリングが可能

クラウド入退室管理システムなら、入退室履歴がクラウド上に保存されるため、インターネット経由でどこからでも確認可能です。これにより、労働時間の把握や業務フローの見直しが容易になり、テレワーク中でもスムーズな管理を実現できます。

クラウド入退室管理システムの主な機能

クラウド入退室管理システムの主な機能として、入退室記録の保存、アクセス権限の設定、アラート通知、API連携が挙げられます。

入退室記録の保存誰が、いつ、どの場所に入退室したかを記録・閲覧可能
アクセス権限の設定部署や個人ごとに入退室可能エリアを制限
通知機能不正アクセスや異常が発生した際に管理者へアラートを送信
API連携勤怠管理システムやセキュリティカメラとの統合が可能

また、クラウド入退室管理システムは、施設のセキュリティを遠隔で全拠点の入退室管理を一元管理できるため、複数拠点を持つ企業にもおすすめです。

クラウド入退室管理システムを導入するには?

ここでクラウド入退室管理システムを導入する際に、必要な手順の概要を紹介します。

導入の際の手順の概要は、大きく次のとおりです。

1.まずは現地調査とヒアリングを実施し、建物の現状把握をおこなう。既存の扉や錠前の確認、電気錠や自動ドアの有無をチェックし、必要な改修範囲を明確にする

2.組織の規模や目的に応じた計画立案をおこなう。オフィスの規模、従業員数、セキュリティレベルなどを考慮し、適切なシステム構成を選択する

3.設備の変更作業とシステムの構築をおこなう。必要に応じて扉や錠前の交換を実施し、クラウド管理ツールの設定や利用者の登録を進める

なお、株式会社セキュアでは、丁寧なヒアリングをおこない、セキュリティのプロとして積んだ20年の実績を元に、お客様の状況に合わせた柔軟なご提案をいたします。また、導入後も手厚いサポートサービスを用意していますので、安心して運用を開始していただけます。

導入までの詳細をすぐに知りたい方は、下記をクリックしてご覧ください。

>>>クラウド入退室管理システム導入までの6ステップ<<<

クラウド入退室管理システムの導入費用の目安

クラウド入退室管理システムの導入費用の相場は、導入する入退室管理システムや入退室管理システムのゲートを設置する箇所によって大きく変動します。

費用が変動する要素は、主に下記の通りです。

・導入する入退室管理システム
・入退室管理システムのゲートを設置する箇所
・設置台数や従業員数
・顔認証システムのタイプサービスの契約方法

例えば、株式会社セキュアの「SECURE AI Office Base」の場合、クラウド管理はもちろん、顔認証や通知機能・ログ管理など豊富な機能が付いて月額10,000円から(初期費用を除く)です。

1扉あたり月額5,000円と安価なシステムもありますが、サービス範囲が限られている場合があるため、自社のニーズに合っているかの確認が必要です。

クラウド入退室管理システムの費用相場や影響する要素について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

クラウド入退室管理システムの5つのメリット

クラウド入退室管理システムのメリットを大きく5つ紹介します。

  1. 低コストでの導入
  2. セキュリティレベルの向上
  3. 入退室履歴管理による業務効率化
  4. 労務管理や勤怠管理の負担軽減
  5. 遊休スペース活用ビジネスの拡大

詳しくみていきましょう。

メリット1.低コストでの導入

クラウド入退室管理システムのメリットの一つは、自社独自の入退室管理システムを開発・運営をする場合と比べて導入・運用コストが安い点です。

自社独自でシステムを開発した場合と比較すると、費用や準備にかかる期間などに下記のような違いがあります。

項目自社独自の入退室管理システムクラウド入退室管理システム
導入コスト数百万円以上初期費用は安価月額10,000円程度
運用コスト高額(サーバー運用や保守費用)低コスト(月額制で固定費用)
導入期間数ヵ月〜数年2週間~1ヵ月
初期準備システムの一からの開発や専用機器の設置が必要既存のシステムや機器を利用可能、スピーディーに開始

クラウド入退室管理システムは、初期費用を抑え、短期間で導入できるため、中小企業やスタートアップ企業でも手軽に導入できます。

メリット2.セキュリティレベルの向上

サービスごとに異なりますが、クラウド型システムでは主に下記のような高度な機能を備えており、セキュリティ向上に役立っています。

【セキュリティ向上に関連する機能の一例】

権限設定でアクセスを細かくコントロール・ユーザーごとにアクセス権限を設定し、特定のエリアには一部の従業員しか立ち入れないようにできる
・例えば、研究部門のみにアクセスできるグループを作成するなど、セキュリティニーズに応じた柔軟な管理も可能
スケジュール機能で時間帯制限を実現・特定の時間帯にのみ入室を許可するスケジュール設定ができるため、勤務時間外や休日の不正アクセスを未然に防止できる
・例えば、平日9時から18時以外のアクセスを自動的に制限することで、セキュリティリスクを軽減する
認証制限と多要素認証で不正侵入を防止・クラウド型では、ICカードや顔認証、スマートフォンアプリを利用した認証制限が可能
・さらに、ワンタイムパスワードや多要素認証を組み合わせることで、認証プロセスをより安全にする

例えば、株式会社セキュアが提供する「SECURE AI Office Base」では、入退室管理を下記のように視覚的にも確認ができます。

▲「SECURE AI Office Base」の利用イメージ

視覚的に確認できると、「誰がいつどこに入退室したか」を一目で直感的に把握でき、通常とは異なる入退室パターンや不審な動きを即座に発見できます。

もちろん登録していない人は入室できないため、社員と職場の安心安全な環境づくりも可能です。

メリット3.入退室履歴管理による業務効率化

スマートフォンやパソコンから、「いつでもどこでも入退室履歴を確認できる」ため、遠隔運用が可能で管理の負担が軽減するだけでなく、リモートワークにも役立つのもメリットの一つです。

入退室履歴がクラウド上で管理されるため、利用者や日時ごとの記録を簡単に確認できます。その結果スペースの利用状況を分析しやすくなり、遊休スペースの最適化や新たなビジネスモデルの構築を支援するツールとしても有用です。

例えば利用頻度の低いエリアの共有スペースとしての活用や、エネルギー使用を効率化するための運用見直しなどが可能になるなど、利用履歴の確認は透明性を向上させるだけでなく、運用や戦略において有益な意思決定の材料にもなります。

メリット4.労務管理や勤怠管理の負担軽減

クラウド入退室管理システムの大きな特徴は、オフィスに出社しなくても労務管理を行えることです。

インターネット上で入退室履歴をチェックできるため、自宅やサテライトオフィスなどからリモートでの労務管理が可能です。オフィスに出社する必要がないため、人事部・総務部のリモートワーク促進にも役立ちます。

例えば、クラウド入退室管理システム「SECURE AI Office Base」なら、入退室を管理できるだけでなく、従業員の労務管理を実施したり外部の労務管理システムと連携したりできます。

▲勤怠情報が確認できる機能の例

正確な勤怠情報を自動的に取得し、手動入力やデータチェックの手間を減らすことで、さらに担当者の業務負担を軽減します。

メリット5.遊休スペース活用ビジネスの拡大

貸しスタジオや貸し会議室、貸し別荘など、短期利用型の遊休スペースビジネスにおいて、オンラインで迅速に権限を付与し、QRコードで入退室を管理できる点もメリットの一つです。

利用者が予約後すぐに権限を取得できるため、鍵の受け渡しや郵送の手間が不要になり運営効率が向上、予約状況の把握やトラブル対応がスムーズになります。

QRコードやスマートフォンによる権限付与は、利用者本人確認を簡単・確実に行える仕組みのため、不正アクセスのリスクを最小限に抑えることができ、利用者の安心安全にもつながります。

また、グループ会社内でシェアするコワーキングスペースやカフェスペースなど、多様な用途へ適応でき、ビジネスの拡大支援ができる点もメリットです。

クラウド入退室管理システム導入までの6ステップ

本章では、クラウド入退室管理システムを導入するまでの大きな流れを6ステップで紹介します。

  1. 現状分析と課題の洗い出し
  2. 要件定義とシステム選定
  3. 導入計画の策定
  4. システムの設置と設定
  5. テスト運用とフィードバック
  6. 本格運用開始

スムーズな導入のために、各ステップの詳細を確認し、計画的に進めましょう。

ステップ1.現状分析と課題の洗い出し

まずは、現状の入退室管理方法を分析し、課題を洗い出します。

【洗い出し課題の例】
・現在の運用でのセキュリティリスク(例:鍵の紛失、ICカードの紛失など)
・入退室情報の記録や管理における非効率な作業
・運用コストや管理負担の過大化

これらの課題を明確にすることで、自社に導入するシステムに必要な機能や条件が見えてきます。

ステップ2.要件定義とシステム選定

課題を踏まえて、システムに求める要件を定義します。

システムに求める要件要件の詳細
認証方法の選定顔認証・ICカード・暗証番号入力・モバイル認証などから選択
設置環境屋内・屋外での利用や粉塵・防水対策の必要性を確認
連携機能勤怠管理システムやセキュリティカメラとの連携が必要かを検討

要件出しをしたあと、複数のクラウド入退室管理システムを比較し、最適なシステムを選びます。

ステップ3.導入計画の策定

選定したシステムをどのように導入するか計画を立てます。計画することの例は次のとおりです。

  • 設置日、テスト運用期間、本格稼働日などのスケジュールを決める
  • 初期費用やランニングコストを算出する
  • システム導入プロジェクトの責任者や役割を決める など

計画段階で不明点を解消し、導入後のトラブルを防ぎましょう。

ステップ4.システムの設置と設定

実際にシステムを設置し、下記のような必要な設定を行います。

  • 入退出管理ゲートや端末の設置
  • クラウド管理ツールの設定(例:管理者権限やアクセス制限の設定)
  • 利用者の登録とアクセス権限の割り当て  など

このステップでは、システムの導入から設定まで多くの技術的作業が発生するため、システム導入企業が提供するサポートを活用することが大切です。

特に、サポート体制が手厚いサービスを選ぶことで、設置や設定時のトラブルや疑問点を迅速に解決でき、スムーズな運用を実現しやすくなります。初期設定の段階での丁寧なサポートは、システム全体の安定稼働にもつながるため、サービス選定時にはサポート内容の確認がおすすめです。

ステップ5.テスト運用とフィードバック

本格稼働前にテスト運用を行い、システムの動作確認を行います。

実際の利用者が試験運用を実施して、システムが日常的な利用環境でどのように機能するかを検証しましょう。

フィードバックを収集し、操作性や使い勝手に関する意見を反映させることで、導入後の満足度を向上させることができます。

例えば、顔認証やICカード認証の速度や精度、不正アクセスの防止機能の効果を検証し、必要に応じて設定の見直しや修正を行います。加えて、クラウドシステムとの連携がスムーズに行われているか、ログデータの取得と管理が正確に実施されているかの確認も必要です。

テスト運用で出た課題を解決することで、稼働後のトラブルを未然に防ぐ期待が持てるため大切な工程です。

ステップ6.本格運用開始

すべての準備が整ったら、社員や利用者への周知・説明を行い、本格的にクラウド入退室管理システムの運用を開始します。

本格稼働後は、定期的なメンテナンス計画を実施し、システムの安定性と安全性を維持することが重要です。また、入退室ログを定期的に確認し、不正利用や問題発生の兆候を早期に察知することで、セキュリティを強化できます。

さらに運用状況を分析し、改善が必要な点を継続的に見直すことで、より効率的な管理が可能になります。

トラブルが発生した場合には迅速に対応できるよう、サポート窓口を活用する体制を整えておきましょう。システム導入の効果を最大限に引き出せるように、継続的に取り組むことがポイントです。

なお当サイトでは、「入退室管理システムの導入に必要なノウハウ」をまとめた資料を無料で配布しています。

入退室管理システムの導入の検討中の方や、さらに理解を深めたい方は、下記のバナーをクリックのうえ、お気軽に資料をダウンロードしてご覧ください。

クラウド入退室管理システム選び方の4つのポイント

クラウド入退室管理システムの導入の際に、ポイントとなる選び方を紹介します。

  1. 認証方法はセキュリティ面で優れているか
  2. 入退室情報を確認しやすいか
  3. 屋外で利用できるか
  4. 業務効率化につながる機能はあるか

自社に適したシステムを導入するために、ポイントをしっかりと押さえてニーズに合った最適なソリューションを選びましょう。

ポイント1.認証方法はセキュリティ面で優れているか

クラウド入退室管理システムを選ぶときは、セキュリティ面で優れた認証方法を採用しているかどうか確認しましょう。入退室管理システムの認証方法は、主に以下のようなものがあります。

・生体認証:指紋や顔などの個人特性を利用するため、セキュリティが高く偽造されにくい
・非接触ICカード: カードをかざすだけで認証できて操作が簡単だが、カードの紛失リスクがある
・暗証番号入力: 専用の機器が不要で導入コストが低いが、番号の漏洩や番号を忘れるリスクがある
・モバイル認証: スマートフォンを利用して認証を行い、利便性が高く、多要素認証にも対応可能だが電池の管理が必要

それぞれの認証方法には特徴があり、利用シーンや運用規模に応じて適切な選択が求められます。セキュリティや運用効率を重視する際の判断材料として、以下の表に各認証方式の評価をまとめました。システム選定の参考にご活用ください。

認証方式運用規模安全性認証速度紛失リスク
生体認証小規模~中規模
非接触ICカード大規模××
暗証番号入力小規模××
モバイル認証大規模
〇:評価が高い △:中程度の評価 ×:課題あり

さらに詳しく認証方法の違いとシステムの選び方について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

ポイント2.入退室管理の情報は確認しやすいか

クラウド入退室管理システムを選ぶときは、情報を確認しやすいかどうかチェックしましょう。セキュリティが高く安価で導入できたとしても、利用画面が分かりにくく、業務効率が落ちるようでは扱いにくいですよね。

公式サイトなどを確認してもイメージしづらい場合は、実際にお問い合わせしてみることをおすすめします。

ポイント3.屋外などでも利用できるか

ビルやテナントの入り口など屋外に入退室管理システムの認証端末(顔認証など)を設置する予定の方は、そもそも認証端末が屋外利用に対応しているかどうか確認しましょう。

例えば、下記のような項目で確認するのがおすすめです。

耐候性・雨風や直射日光に耐えられる構造になっているか
セキュリティ・屋外設置に適したセキュリティ対策が施されているか
例:防犯カメラとの連携や、不正なアクセスを防ぐための機能が備わっているか

ちなみにセキュリティ対策に強い認証方式には「顔認証」もありますが、なかには屋外で設置できない端末もあります。屋外に顔認証システムを設置するときの2つの課題と対策については、以下をご一読ください。

ポイント4.業務効率化につながる機能はあるか

クラウド入退室管理システムを選ぶ場合は、セキュリティ向上だけでなく、業務効率化につながる機能が搭載されているかどうか確認しましょう。

業務効率化につながる機能の例は下記のとおりです。

勤怠管理システムとの連携
入退室データと勤怠データを連携させることで、勤怠管理の自動化や、残業時間の管理を効率化できる
アクセス制御システムとの連携防犯カメラやアラームシステムとの連携により、セキュリティレベルを向上させ、万が一の事態に備えることができる
その他システムとの連携顧客管理システムや施設管理システムなど、他のシステムとの連携により、業務全体の効率化を図ることができる

またスマートフォンからのリモート操作や、入退室データを分析して勤務状況を可視化するツールも、業務改善につながります。

クラウド入退室管理システムのおすすめ3選!

本章では、クラウド入退室管理システムのおすすめ3選を紹介します。

  1. SECURE AI Office Base
  2. iDoors
  3. Akerun

おすすめ1.SECURE AI Office Base

これまでに紹介した「選び方の4つのポイントを全て満たしたクラウド入退室管理システムを知りたい」という方は、顔認証業界シェアNo.1の実績を誇る「SECURE AI Office Base」がおすすめです。

「SECURE AI Office Base」は、従業員規模数十名から千人超えの企業まで幅広く対応することが可能なクラウド型入退室管理システムです。

【SECURE AI Office Baseの特徴】
・認証方法はセキュリティ面で優れている「顔認証」を利用したゲートの設置が可能
・デバイス+取付工事費の「初期費用」とクラウドサービスの「年額費用」でご利用が可能
・複数拠点もラクラク一括管理
・ゲストはスマホで撮った写真を送付するだけ、管理者はクラウド上で確認・承認できる
・SIM内蔵で、社内ネットワークと切り離して運用できるためセキュリティ的にも安心

さらにタッチレス認証(非接触型の顔認証やQRコード)を採用することで、接触を減らし、感染症リスクを軽減し、安心して働ける衛生的な職場環境の構築にも役立ちます。

社員の安全と働きやすさを追求する企業に最適な「SECURE AI Office Base」について関心のある方は、下記からお気軽にお問い合わせください。

おすすめ2.iDoors

出典:iDoors

iDoorsは、指紋認証や顔認証などに対応したクラウド入退室管理システムです。

【iDoorsの特徴】
・パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも入退室管理できる
・遠隔からドアを解錠したり、機能を制限したりできる
・入退室情報を管理者へメール通知できる(Slack連携など、外部システムとの連携も可能)

「Slack連携による入退室の自動通知」や「スマホ・タブレットからの操作も可能」といった点が魅力的なポイントといえます。

「外出先でパソコンを開けない状態でも、すぐに入退室管理を行いたい」という方に、iDoorsはおすすめのクラウド入退室管理システムです。

おすすめ3.Akerun

出典:https://akerun.com/

Akerunは、初期費用0円かつ工事不要で利用できるクラウド入退室管理システムです。

【Akerunの特徴】
・ドアに機器を貼り付けるだけで導入可能
・初期費用0円、工事不要電気制御のドアや錠も管理可能(簡易的な取り付け工事が必要)
・スマートフォン、社員証、交通系ICカードを活用して入退室できる

ドアに機器を貼り付けるだけで入退室管理できるため、手軽かつ安価に利用できる点が魅力的です。「とにかくコストを抑えたい」「工事不要で利用したい」という方に、クラウド入退室管理システム「Akerun」はおすすめです。

SECURE AI Office Baseが入退室管理におすすめの理由

本章では改めてセキュアの「SECURE AI Office Base」が入退室管理におすすめの理由を解説します。

「SECURE AI Office Base」がおすすめのポイントは大きく下記の4つです。

ポイント1:AI顔認証
・ICカードや指紋認証と比較して「なりすまし」や「不正アクセス」のリスクが低い「AI顔認証」を取り入れている
・AI技術により、マスク着用時や表情の変化にも対応し、高い認証精度を実現
・非接触対応: 接触不要のため、衛生面でも優れている。感染症対策の一環としても有効

ポイント2:クラウド上で簡単な情報確認
・入退室管理の情報をクラウド上で一元管理する仕組みを提供。スマートフォンやPCからも簡単にアクセス可能

▼利用イメージ
 

・不審な入退室をリアルタイムで把握できるため、社員の安全を守る仕組みが整う

ポイント3:屋外対応の顔認証端末
・粉塵や防水対策が施された屋外対応の顔認証端末を利用できる
・倉庫や工場など、屋外環境での入退室管理もスムーズに行える

ポイント4:外部システムとの連携が可能
・勤怠管理システムやその他の外部システムと連携が可能
・入退室情報をもとに、正確な勤務時間の把握や休憩時間の記録や残業時間の自動算出にも対応できる

▼システム連携のイメージ

SECURE AI Office Base」は、長年のセキュリティのプロとしてお客様に安心と安全を届けてきた実績により、企業のニーズに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。これまで培ってきた経験と、オフィスや小売店、工場や物流施設など多くの企業への導入実績を活かし、規模や運用方法に応じた最適な入退室管理をご提案します。

職場のセキュリティ管理や労務・健康管理などに課題を感じている企業の方は、下記のバナーをクリックのうえお気軽にご相談ください。

クラウド入退室管理システムのよくある4つのQ&A

最後に、クラウド入退室管理システムを選ぶときによくある4つの疑問を紹介します。

  1. 顔認証とICカード、どちらに対応したシステムを導入すべき?
  2. クラウド入退室管理システムのセキュリティは大丈夫?
  3. セキュアのクラウド入退室管理はどのような企業で利用実績がある?
  4. 入退室管理システムは自作できる?

Q1.顔認証とICカード、どちらに対応したシステムを導入すべき?

A:クラウド入退室管理システムを導入するなら、顔認証に対応したシステムがおすすめです。

おすすめの理由は主に、次のとおりです。

【顔認証がおすすめの理由】
・紛失リスクがない
・両手が塞がっていても認証できる
・盗難によるセキュリティリスクがない

例えば社員証やICカードで入退室を行う場合、カードを紛失するとオフィスに入退室できなくなります。また落としたカードを第三者が拾うと、本人になりすましたオフィスに侵入する可能性も。

一方で顔認証の場合、カードのように落とすことがないため、紛失や盗難リスクがありません。また顔認証なら、両手がふさがっている状態でも顔パスで入室できるため便利です。

クラウド型の顔認証についてさらに理解を深めたい方は、下記の記事がおすすめなのでぜひご覧ください。

Q2.クラウド入退室管理システムのセキュリティは大丈夫?

A:クラウド入退室管理システムには、セキュリティが施されています。ただし、100%の安全を保証するものではありません

クラウド入退室管理システムを利用するときは、以下のような注意点があることを押さえておきましょう。

・「なりすまし」や「不正アクセス」で、不正入室される可能性がある
・システムエラーや停電時に利用できなくなる

しかし、例えばセキュアの「SECURE AI Office Base」ではセキュリティ専用回線でシステムを構築しています。

そのため、一般的なインターネットとは分離された専用のネットワーク環境で運用でき、外部からの不正アクセスやデータの盗聴リスクを大幅に低減することが可能です。

また、SIM内蔵で社内ネットワークと切り離して運用できるため、万が一他の社内システムでセキュリティインシデント(ウイルス感染や不正アクセス)が発生しても、クラウド入退室管理システムに影響が及ぶ可能性を最小限に抑えられます。

Q3. セキュアのクラウド入退室管理はどのような企業で利用実績がある?

A:オフィスやフィットネスなどの店舗をはじめ、病院や学校・工場・倉庫など幅広い企業でご利用いただいています

導入いただいた企業様の一例

  • オフィス
  • 工場
  • 店舗
  • フィットネス
  • 学校・塾
  • 病院クリニック
  • 建設
  • 商業施設
  • アミューズメント施設
  • 物流倉庫 など

2010年頃から本格的に企業向けのセキュリティソリューションの販売に取り組み、 数多くのお客様へソリューションを提供し、実績を積み重ねてまいりました。

現在導入社数は11,000社を超え、顔認証による入退室管理システムにおいては、3年連続マーケットシェアNo.1を獲得しています。

当サイトでは、これまでセキュアの入退室管理システムを導入いただいた企業様の具体的な導入事例を多数ご紹介しています。

実際の利用シーンや導入効果を確認しながら、システム選びの参考にしていただけますので、下記からチェックしてみてください。

>>>セキュアの導入事例<<<

Q4.入退室管理システムは自作できる?

A:可能です。

システムの自作は、自社の業務や運用ルールに完全に合わせたシステムを設計できる点やITスキル向上などの利点がありますが、システム構築に必要な技術・人材・資金・時間的なリソースが必要です。

特に自作の場合、高度なセキュリティ対策の構築を全て自社で実施するスキルが求められます。

さらに、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開した、「入退管理システムの調達や運用時に必要な情報セキュリティ対策を整理・明示したチェックリスト」を満たすには開発や運用にかかる負担は少なくありません

そのため、自社での開発は慎重な判断が求められるといえます。

参考:プレス発表 入退管理システムにおける情報セキュリティ対策要件チェックリストを公開 | IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

まとめ:クラウド入退室管理システム導入で安心の職場環境と業務効率化を両立させよう!

今回は、クラウド入退室管理システムについて解説しました。

クラウド型の入退室管理システムの導入で下記のような効果が見込めます。

1.低コストでの導入
2.セキュリティレベルの向上
3.入退室履歴管理による業務効率化
4.労務管理や勤怠管理の負担軽減
5.遊休スペース活用ビジネスの拡大

入退室管理システムの導入は、オフィスのセキュリティ向上だけでなく、勤怠管理などの業務効率改善にも効果が期待できます。

株式会社セキュアが提供する顔認証クラウド型入退室管理システム「SECURE AI Office Base」なら、職場のフリーアドレス化や遊休スペースの活用、場所を自由に選択して働くABW(Activity Based Working)など、今までにない多様性のある働き方ができる職場づくりに対応できます。

オフィス・施設などのセキュリティから遠隔管理まで幅広いニーズにお応えする「SECURE AI Office Base」の詳細は、下記のバナーをクリックのうえお気軽にお問い合わせください。

監修者

セキュリティマーケター

和田 麗奈

保有資格:防犯設備士

株式会社セキュアに入社後4年間、セキュリティソリューション営業に従事。多岐にわたる業界・業種の課題解決に貢献する。
現在はマーケティングチームに所属し、現場での経験を活かしながら活動中。

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