事業内容 | 衣料品・雑貨等の企画・製造・販売 |
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所在地 | 東京都渋谷区 |
導入商品 | SECURE VS |
導入年月 | 2017年 2月 |
20以上のブランドを日本全国で展開されているアダストリアさま。その300以上の店舗に、セキュアの防犯カメラが導入されています。レジ上に設置された防犯カメラで撮影された映像は、クラウドに保存され、本社で一括管理されています。またカメラが正常に稼働しているかどうかも、本社のシステムでリアルタイムで管理が可能です。
「レジでのトラブルや防犯対策のために導入しています。また全国に店舗を展開しているので、災害が発生した際に本社で店舗の状況をリアルタイムに把握したいという目的もあります。主に何か生じた際に、社員が安全かどうかを把握するために導入した防犯カメラとシステムですね」 とデジタル化推進部の村野さま。
アダストリアさまは、セキュアのシステムを導入される以前も、店舗に別ベンダーのクラウドカメラを導入されていました。その当時の導入規模は40~70店舗。導入後の活用も考慮に入れ、様々な機能を後から追加できる高性能の機器を採択されたとのこと。
「高性能であるために初期費用とランニングコストが高かった。一方でシステムは使いづらく、最終的に機能すべてを使い切ることはできませんでした。また、クラウドも使いづらいため、わざわざカメラにリモートアクセスしてSDカードからデータを抜くという作業を行っていました。300店舗に導入を拡大するにあたり、コスト面からベンダーの見直しを図ろうとコンペを実施した際にセキュアさんを知ったのです」
と話される村野さま。
コンペでは、「コスト・使いやすさ・カメラの死活管理」を重視し、数社の中からセキュアを選ばれたとのこと。「管理のしやすさでクラウドカメラを提案いただき、かつコストも安かったのが決め手です」と村野さまはお話しくださいました。
「それまでのシステムと比べ、とても使いやすかった。録画データのダウンロードは簡単ですし、動体検知の機能がついているので、映像も探しやすい。操作自体も簡単で、画面を見れば初めてでも直感的に操作ができます。担当が変更になっても引継ぎがしやすいのもいいですね。運用についは非常に満足しています。今後も契約は継続する予定です」
と、コスト以上の価値を感じていただけているとのこと。ただ、契約を継続いただいている理由はそれだけではない、と村野さまは話されます。
「当社は日本全国に出店を続けています。新店にはセキュアさんのシステムを導入するのですが、様々なタスクを同時並行で処理しなければなりません。例えば、新店が入る建物の管理者やテナントとの工事の工期・実施時間についての折衝、工事に伴う現地調査などです。工事を行う際は、他のテナントの迷惑にならないように気をつける、あるいは営業時間外に終わらせるなど配慮も必要です。本社から現地に飛んでこれらの作業をしていると、やはり時間もコストもかかりますし、何より人手が足りません。セキュアさんは全国にオフィスがあり、私たちに代わってすべて担当してくれます。セキュアさんに任せておけば安心できる。その信頼が、継続の理由ですね」
現在では出店計画も共有いただき、セキュアさんが主体的に動いて、システムを導入しています。
「場合によっては条件が厳しかったり、急に工事の時期が決まったり、延びたりもする。そういった場合も、セキュアさんはレスポンスが早く、フットワーク軽く対応してもらえる。運用中のサポートも対応が早い。セキュアさんがいてくれるから、店舗計画が滞りなく進むともいえる。パートナーとしてとても頼っていますよ」
と好評をいただけました。
「いまの技術であればお客さまの性別や購入されたアイテムの分析は可能です。マーケティングやクレーム対策にもそういったデータを活かせるのではないかと考えています」 と村野さま。また、360度カメラなどで店舗内の映像を広く撮影し、動線分析や混雑の見える化を行う、顔認証でお得意さま等を解析する、といったマーケティングへの応用にも興味をお持ちとのこと。安全を見守るだけでなく、より店舗の社員をサポートできるセキュリティシステムの活用法がないか考えられています。
「既に約350店舗にセキュアのシステムを導入している。これを一気にリプレースすることは、コスト的に難しい。現在のものを活かす、あるいは追加するなどを考えていくことになる。現在は新店への導入でがっちりパートナーを組んでいますが、今後はそれ以外の点でも提案をいただければうれしいなと思っています」とお話しいただけました。