事業内容 | 印刷・広告・物流のプラットフォーム運営 |
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所在地 | 東京都品川区 |
導入商品 | SECURE AC |
導入年月 | 2018年 11月 |
セキュアはラクスルさまのオフィス移転のタイミングで、セキュリティシステムのコンペに参加しました。新オフィスのセキュリティについて、
「働く時間は人生に占める時間がとても長い。新しいオフィスでは、ストレスを感じない、それでいてしっかりとしたセキュリティを導入したかった」
と話される横須賀さま。
オフィスのテーマは「空中庭園」。吹き抜けの大空間に、遊び心が詰まったデザイン。中央にはミーティングスペースやミニキッチンなどを設置し、社員のデスクは壁際に配置するというユニークなレイアウトです。自分のデスクはもちろん、各所に置かれたデスクやチェアーで気分を変えて仕事をすることもできます。オフィスの随所に社員のストレスを軽減し、モチベーションやテンションを上げられるような工夫が凝らされています。入退室に関しても、社員証などのICカードを入退室の際にかざす、といった一般的な“会社感”はできるだけ出さず、さらに特別な動作が増えるといっためんどうくささも排除したい。それがラクスルさまからのオーダーでした。
セキュアが提案したのは、「指紋による認証」でした。
「未来感があって、映画みたいでワクワクする」と好評をいただき、採用が決定。
「生体認証は誰かに貸し出しができない、さらに一人にひとつしかない。唯一無二のものというセキュリティの堅固さもプラス要素でした。当社はオフィス外に打合せスペースを設けていますが、社内に様々なゲストが入ってこられます。その状況でも指紋で入退室を管理できれば、誰か社員がいなければ入ることができないわけで、非常に管理もしやすい」と石井さまは決定の経緯について話してくださいました。
システムの導入後も、好評をいただいており、
「例えば社員証などのICカード認証なら、写真を撮影して貼ったり、専用のプリンターで印刷する必要がある。カードのコストも数百円かかる。紛失すると、それまでのカードを停止し、再発行することになる。生体認証はそういった金銭的・人的コストがかからないのもよかったですね」
と石井さま。指紋にこだわったわけではなく、実は声紋や顔認証でもよかったとのこと。指紋を選ばれたのは、一般的に認知度が高く、登録や使用方法の周知のハードルも低いことが理由のひとつ。これも社員さまにストレスをかけない、という観点から。
「実際、大きな問題なく社員たちはすぐに新しい入退出の方法になじめましたね。セキュアさんのシステムは指紋の認識が早く、朝の出勤時にも渋滞しない点はとても満足しています。別の新しいオフィスでは、ビル側の都合で指紋認証が導入できず、ICカード認証を使わねばなりませんでした。すると社員からクレームが出るように…。このオフィスで指紋の『解放感』に慣れてしまっていたんですね」
と横須賀さま。ストレスから解放されつつ、しっかりとセキュリティで守られているということを、セキュアのシステムで実感していただけているようです。
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」
これはラクスルさまが掲げているヴィジョンです。その言葉通り、現在のセキュリティに満足しつつも、常にリプレースを念頭に置き、定期的に現状を評価し直しているとのこと。
「オフィスが拡張した際の追加の設置もスムーズでしたし、セキュアさんに大きな問題は感じていません。月に1度は、システムで履歴等を見て、不正な動きがないかチェックしていますが、そういったシステムの使い勝手にも満足しています。
こうして特に課題がない時は、なかなか自分たちで最新の機器やセキュリティシステムの情報を取りに行くということはしないもの。だからこそセキュアさんにはよりよいものを常に提案して欲しいとお願いしています」と石井さま。
「最初に話しましたが、働く時間が人生に占める割合は大きい。だからこそ、労働環境は快適であるべきだと私たちは考えます。快適であれば、社員のパフォーマンスは上がる。そのために会社は投資すべき。頑張ろうと社員が思える環境を用意するのが会社の勤めなのです。セキュリティもその一環。いま求めているのは、より速度や精度が向上し、認証自体を忘れさせるようなセキュリティシステム。瞬時にドアが開いたら、社員はストレスを感じることはないですよね。そういう状況を求めています。また、現在は入退室の管理だけですが、勤怠や会議室の利用状況なども自動で管理してくれるとありがたいですね。意識しない間に、オフィスが社員を守ってくれ、認証のわずらわしさ、守秘事項や禁止行為といった会社の細かなルールや取り決めなどを、常に意識して働かなければならないというストレスから解き放つ。そんなセキュリティが理想です」と横須賀さま。
指紋認証ならセキュア、とお二人とも太鼓判を押していただけました。ただ、そこで立ち止まるのではなく、もっと楽に、もっとワクワクできるオフィスを一緒に作りたい。そこに期待している、とも話してくださいました。