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工場に求められるセキュリティ対策とは?3つのステップで解説!

「工場のセキュリティを強化したい」
「具体的にどのような対策を行えば良いのかわからない」

このように考えている方に向けて、本記事では下記内容をご紹介します。

  • 工場でセキュリティ対策を行うべき箇所
  • セキュリティ強化に向けた3ステップ
  • 工場のセキュリティを向上させる方法

本記事で読むことで、工場のセキュリティを強化するために何をするべきかが分かります。自社工場のセキュリティ強化を目指している企業担当者の方は、ぜひご一読ください。

まずは工場でセキュリティ対策が必要な箇所についてご紹介します。

工場のセキュリティ対策が求められる箇所

工場のセキュリティ対策は、物理的な工場への侵入や窃盗対策だけでなくサイバー空間での不正対策も実施する必要があります。企業への不正アクセスは年によって増減があるものの、全体的に増加傾向です。

引用:第5章 サイバー犯罪 第1節 不正アクセス行為等|令和3年版 犯罪白書

不正アクセスを許してしまうと、顧客情報を含む企業秘密が外部に漏えいする可能性があります。

情報流出が発生すると、顧客からの信頼が失われるだけでなく取引停止など企業の存続に関わる大きな事態に発展する恐れがあります。まずは、実際にあった工場でのサイバー攻撃の事例を見てみましょう。

サイバー空間のセキュリティ

工場のセキュリティを強化するなら、サイバー空間への対策も必須です。過去には企業への不正アクセスが発生し、工場の稼働が停止した事例もあります。

会社名概要
小島プレス工業2022年、マルウェアに感染し社内サーバーを一時すべて停止。トヨタ自動車やトヨタグループ企業の生産が一時見合わされた。
ブリヂストンアメリカのグループ会社でランサムウェアと思われる被害を受ける。この影響で中南米にある複数の工場が稼働を停止。長いところで1週間ほど稼働停止が続いた。
デンソードイツのグループ会社でランサムウェア感染を確認した。工場稼働への影響はなし。

このような事態に対応するため、経済産業省は「工場セキュリティガイドライン(案)について」を公開しました。ガイドライン案では工場セキュリティの考え方や、セキュリティ担当者が知りたいと思われる事項について紹介されています。

上記のガイドラインはまだ案の状態であり、正式なガイドラインは早ければ2022年秋にも公開されると言われています。ガイドラインを参考に、工場でもサイバー空間のセキュリティ強化が必要です。

物理的なセキュリティ

工場内へ不審者が侵入しないよう、物理的なセキュリティ対策も必要です。

工場内には大切な製品や資材、図面などの書類が保管されています。これらが盗まれると、情報が外部に流出するかもしれません。このような事態に発展するのを防ぐためには、下記のような対策が挙げられます。

  • 監視カメラを設置する
  • 人感ライトを設置する
  • 入退室管理システムを導入する

監視カメラを設置すれば侵入者の容姿を撮影することもできますし、人感ライトを設置すれば夜中でも侵入者の姿を映すことが可能です。突然のライトアップに驚いた犯人が、何も盗まずに逃走する可能性もあります。

入退室管理システムを導入すると、誰がいつどこに入室・退室したか分かるだけでなく、登録されていない人物の室内への侵入を防ぐことができます。

たとえば株式会社セキュアが提供する顔認証システムは、マスクを着用した状態でも顔認証による本人確認を実施可能です。他のセキュリティシステムや管理システムとの連携もできるため、セキュリティ対策だけでなく業務効率化も狙えます。

株式会社セキュアが提供する入退室管理システムについて詳しく知りたい方は、下記から詳細をご確認ください。

ここまで、工場のセキュリティを強化する必要性や対策箇所をご紹介しました。しかし「実際にどのような手順でセキュリティ対策を進めるべきか分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで次は、工場のセキュリティ対策を進めるうえで大切な3つのステップについてご紹介します。

工場のセキュリティ対策強化に向けた3つのステップ

工場のセキュリティを向上させるための3ステップは、下記のとおりです。

  1. 情報収集・整理
  2. セキュリティ対策の立案
  3. セキュリティ対策の実行・管理体制の構築

上記のステップは、経済産業省が公開している「工場セキュリティガイドライン(案)について」を参考にしています。物理的なセキュリティだけでなく、サイバー空間での不正対策にも応用できます。

具体的にどのようなことを行うのか、さっそくチェックしましょう。

【ステップ1】情報収集・整理

工場のセキュリティを強化するためにまずやるべき事は、情報収集と整理です。現状を正しく分析して適切な対策を打つために必要です。

たとえば監視カメラの場合、下記のような課題がないかチェックしましょう。

  • 各エリアを抜け漏れなく監視できているか
  • 内部犯行も監視できる体制になっているか
  • アクシデント発生時に証拠映像をすぐ保存できる仕組みになっているか

また入退室管理を行う場合は、下記も重要なチェックポイントになります。

  • (食品工場など衛生管理が重要な仕事の場合)顔認証など非接触での入退室ができているか
  • 内部犯行への対策として、いつ誰がどこにいたのか把握可能な体制になっているか
  • 従業員の勤怠管理ができているか

入退室管理はセキュリティと直接関係ないように思われるかもしれません。

しかし顔認証は他の認証方法と比較して、カードを紛失したり暗証番号が漏れたりするリスクがないため、セキュリティが高いです。また入退室するたびに記録をとれば、勤怠管理だけでなく、内部で犯行が発生した時に犯人を特定しやすくなります。

上記で紹介したポイントを参考に現状の情報収集と整理を行い、どの課題から取り組むべきか優先順位をつけましょう。

【ステップ2】セキュリティ対策の立案

情報収集と整理が終わったら、次は具体的な対策を検討しましょう。

まずはセキュリティ対策をどのような方向性で実施するか、会社としての方針を決めます。この時にどの施策から取り組むか、どのような優先順位で対策に取り組むか順序を決めておくと、今後の動きがスムーズになります。

全体としての方針が固まったら、次は個別のセキュリティ対策案を検討しましょう。たとえばサイバー空間のセキュリティ対策だと、下記のチェック項目が挙げられます。

  • 通信ネットワークのセキュリティ対策
  • 業務用機器のセキュリティ対策
  • 業務プログラムやサービスのセキュリティ対策

物理的なセキュリティ対策のチェック項目としては、下記が挙げられます。

  • 建物にかかわるセキュリティ対策
  • 空調や電源、水道まわりのセキュリティ対策
  • 機器のセキュリティ対策

機器のセキュリティ対策には、オンラインとオフライン両面での不正対策が求められます。ネットワーク経由での不正アクセスを防ぐのはもちろん、侵入されて直接機器を不正に操作されるリスクへの対策が必要です。

【ステップ3】セキュリティ対策の実行・管理体制の構築

セキュリティ強化のための具体的な実行案が固まったら、次は施策を実行しつつ、管理体制の構築を行います。

セキュリティ対策は一度実施して終わり、というものではありません。継続的に高めたセキュリティを維持していけるよう、管理運営の体制を整える必要があります。

不正行為の手口は年々多様化しており、セキュリティ対策とのイタチごっこが続いています。サイバー攻撃に関する情報を随時アップデートするのはもちろん、セキュリティ担当者を定期的にセミナーに参加させるなど教育体制の構築も重要です。

ここまで、工場のセキュリティを強化するためのステップを解説しました。次は、工場のセキュリティを向上させる具体的な方法を3つご紹介します。

工場のセキュリティを向上させる方法を3つ紹介

工場のセキュリティを向上させる方法は下記の3つです。

  1. 防犯カメラ・人感ライトの導入
  2. 入退室管理システムの導入
  3. サイバーセキュリティ対策の導入

物理的な対策だけでなく、サイバー空間のセキュリティ強化方法も紹介しています。ぜひチェックしてください。

1.防犯カメラ・人感ライトの導入

物理的なセキュリティ対策としては、防犯カメラや人感ライトの導入が効果的です。設置するメリットを見てみましょう。

▼防犯カメラを設置するメリット
▼人感ライトを設置するメリット

セキュリティ対策だけでなく、従業員の安全対策や勤怠管理にも役立ちます。工場のセキュリティ対策に取り組む場合は、まずはこれらの対策を実施してみてはいかがでしょうか。

より踏み込んだ対策をするなら、入退室管理システムの導入もおすすめです。

2.入退室管理システムの導入

工場に入退室管理システムを導入すれば、不審者の侵入を防ぎやすくなります

工場の敷地内や建物内への入り口に入退室管理システムを導入すれば、認証を突破しないと工場内へ入ることができません。認証方法は主に下記3つが挙げられます。

  1. パスワード入力による認証
  2. ICカードをかざして認証
  3. 生体認証(指紋認証、顔認証)

認証方法の中でも特に生体認証がおすすめです。パスワード認証の場合は暗証番号の漏えいリスクが、ICカード認証の場合はカード紛失・盗難リスクがあるからです。しかし生体認証であれば、紛失や盗難といったリスクがありません。

生体認証を備えた入退室管理システムを工場に導入すれば、登録のない人物が工場内に入ることを防げます。工場のセキュリティ対策に取り組むなら、入退室管理システムの導入も検討してはいかがでしょうか。

なお、株式会社セキュアでは顔認証を搭載した入退室管理システムを提供しています。工場でも利用できるため、気になる方はぜひ下記から詳細をチェックしてください。

3.サイバーセキュリティ対策の導入

工場では物理的なセキュリティ対策だけでなく、サイバー空間の不正防止にも取り組む必要性が増しています。具体的にどのような対策があるのか、いくつか例をご紹介します。

  • 外部ネットワークに接続するパソコンを限定してセキュリティ対策を行う
  • 外部記憶装置(SDカード、USBメモリなど)の管理方法を決める
  • セキュリティシステムを導入する

インターネットのセキュリティと聞くと、難しそうに感じる方もいるかもしれません。しかし、ルールを守って電子機器を利用することで、多くのトラブルを事前に防ぐことができます。

企業向けのセキュリティシステムを提供している会社も存在します。サイバー空間のセキュリティを高めるなら、セキュリティシステムを提供している会社に問い合わせてみるのも良いでしょう。

まとめ:さっそく工場のセキュリティを強化しよう!

本記事では工場のセキュリティを強化する方法について解説しました。ここで紹介した内容をまとめます。

  • 工場への不法侵入や窃盗だけでなく、サイバー空間のセキュリティにも力を入れる必要がある
  • 情報収集や現状把握をしっかり行うことで、有効な対策を打ち出すことができる
  • 防犯カメラや人感ライト、システムを導入するなど対策を実行することでセキュリティを強化できる

セキュリティ対策を実施することで、不正アクセスや情報流出といったアクシデントを防ぐことができます。ぜひこの機会に、工場のセキュリティ強化に取り組んでみてはいかがでしょうか。

不審者による工場への侵入など物理的なセキュリティ対策に取り組むなら、入退室管理システムの導入がおすすめです。

株式会社セキュアでは、顔認証による入退室管理システムや監視カメラシステムを提供しています。工場のセキュリティ強化につながるため、この機会に導入を検討してみませんか。詳細は下記ページから確認できるため、ぜひチェックしてください。

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