事業内容 | ニュースアプリ「SmartNews」の企画・開発・運用 |
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所在地 | 東京都渋谷区 |
導入商品 | AI Office Base |
導入年月 | 2015年 2月 |
スマートニュースさまでは、2015年からセキュアの顔認証システムを利用いただいていました。しかし、端末のサポート終了もあってリプレイスの流れに。さらに、オフィスの別棟では他社の顔認証システムも設置されており、管理と運用の煩雑さが課題となっていたそうです。
「これまでの端末は顔登録をするために、わざわざ端末の目の前まで来る必要があるものでした。新しい社員が入社するときには、オフィス内に2箇所ある別々の顔認証システムに顔登録する必要があり、1棟あたり毎月1時間。異なるベンダーの顔認証システムだったため、2棟あわせて毎月2時間は取られていたと思います。運用中の管理も大変でした。」と、コーポレートエンジニアリングマネージャーの和田さま。
そして新型コロナウイルスの流行により、スマートニュースさまの働き方はテレワークが中心。そのため、新入社員の顔を登録するためだけにシステム担当者が出社しなければならないことも。「クラウド型対応した顔認証システムと端末を活用することで、顔の登録や管理にかかる負担を減らしたかった」と、和田さまは当時を振り返ります。
また、オフィスの在室者数の確認に負担がかかっていたとのことです。「テレワーク中心でも、オフィスに出社する社員はいます。社内で密になるのを防ぐため、担当者が見回りをしてオフィスの利用人数を確認していました。1日数回、トータルで数時間はかかっていたと思います」と和田さま。
さらに、社員が出社した際に各自で体温を測り、台帳に手書きしていたそうです。ところが、どうしても書き忘れてしまう可能性があったり、高熱の社員がいないかチェックしたりする点で負担がかかり、感染防止対策の徹底に苦慮されていました。
SECUREのクラウド型顔認証システム導入の決め手になったのは、「認証率の高さ」「導入コストの低さ」「信頼性の高さ」の3つです。
まず1つ目の理由として、認証率の高さをお話しくださいました。「2つの顔認証システムを同時に使ったからこそ分かることですが、以前使っていた顔認証システムは、認証率が悪かったところが欠点でした。再登録しても認証されない人が多かったです。でも、セキュアの顔認証システムで認証できない人は、ほとんどいません」とのこと。また、マスクを付けていても認証できる点は社員にも好評だそうです。
2つ目の理由として、導入コストの低さを挙げていただきました。「セキュアなら用途や場所に合わせて最適な端末を選択できるので、トータルの導入コストを抑えられています。たとえば、メインの入り口には大きくて機能が豊富な端末を置き、書庫など使う人が限られるところは機能を抑えた端末を設置して使い分けをしています」とのこと。
3つ目の理由として、信頼性の高さを挙げていただきました。「やり取りのスムーズさや、提案の的確さ、システム改善の早さも満足です。こちらの要望も汲んでしっかりと対応してくれるので、信頼できます。」とのこと。
セキュアのクラウド型顔認証システムを導入する前の課題は「クラウド型ではないシステムが2つあり、顔登録や管理に負担がかかっていたこと」「オフィス内の在室者数の確認や、社員の体温記録・管理など感染防止対策に苦慮していたこと」でした。セキュアのクラウド型顔認証システムに端末を統一したことで、どのような効果があったのでしょうか。
「クラウド型のシステムになったことで、テレワーク中でも社員の顔登録ができるようになりました。以前は月2時間ほどかかっていた新しい社員の顔登録作業も、今では事前に写真を送ってもらい、オンライン上でできるようになりました。わざわざ出社する必要もなくなり、とても楽になっています」と和田さまは話します。
さらに導入したシステムには、顔認証と同時に社員の体温を自動で計測・記録する機能も搭載。機能を活用することで、手書きで記入していた体温記録の台帳を廃止でき、高熱の社員が出社していないかのチェックも自動化することができたそうです。「テレワーク中でも権限の付いたアカウントがあれば社員の体温記録を確認できるようになりました。自宅からでもデータの確認・管理が可能となり、業務効率化をする上でとても役立っています」とお話くださいました。
今後、セキュアに期待することとして「セキュリティ関連機器や顔認証システムに関することは、真っ先にセキュアにお願いしたいと思っているので、総合的にいろいろなものを巻き込んだ提案にも期待したいです」とお話しくださいました。
実際にスマートニュースさまでは、新たに監視カメラのソリューションも導入いただく予定です。顔認証システムを利用して製品の良さを実感したことで、監視カメラの導入に繋がっています。
また、AIを活用した顔認証システムによる「出退勤の傾向」や「表情分析による従業員のフォローアップ」にも興味を持ってくださいました。これまでセキュリティ対策に軸を置いていましたが、今後は業務効率化や生産性向上などに役立つ機能・サービスもご提案できればと思っております。