生体認証にはどのような種類がありますか?
一般的なものには、『顔』・『指紋』・『静脈』がございます。
1)生体認証が使われるケース
生体認証は成りすましができないため、確実に本人を認証したい場合に使用されます。また、IDカードの携帯をしたくない、衛生上、安全上IDカードの携帯ができない場合にも使用されるケースが多いです。
2)生体認証にはどのような種類があるか
生体認証は個人特有の生体的文様を個人を特定するIDとして照合、認証します。本人の手、指、顔、目、声の特徴を使用します。
3)入退管理に使用される主な生体認証方式には次のような方式があります
指紋認証 → 指先の文様(指紋)を比較して照合する認証方法。比較的低コストで認証速度も速い。屋外対応の製品もあるので、広く普及している。
静脈認証 → 手の平、甲、指の中の血流中のヘモグロビンに赤外線をあて静脈のパターンを比較して照合する認証方法。静脈パターンは偽造が非常に困難なため特に高い機密性が高い場所に設置される。IDカードやPINコードと組み合わせて使用することが多いため、カードレス運用が目的な場合や、多くの人数がアクセスする場所には不適。
顔認証 → 目、鼻、口間の距離や向きから特徴点を抽出し、比較照合する認証方法。リーダーに触れること無く、ハンズフリーで認証できるため人気が高い。衛生面に考慮が必要な場所や、手袋を使用するような場所に特に適している。直射日光の影響を受けるため屋外への設置には不適。
虹彩 認証 → 虹彩の文様を比較して照合する認証方法。虹彩(目)だけで認証できるため、マスクを着用していても認証が可能。複数のリーダーを使用する場合や、他の認証方式と混在しての運用には向かない。
4)ケース別おすすめ認証方式
- IDカードやパスワードを使わずに運用したい──指紋認証、顔認証
- 衛生面に配慮し、リーダーに触れずハンズフリーで運用したい──顔認証、虹彩認証
- マスクを外さずにハンズフリーで認証したい──虹彩認証
- 入室する頻度が低いが、特に高いセキュリティを実現したい──静脈認証
- オフィスの入り口など、通行量の多い場所で使用したい──顔認証、指紋認証
- ビルや工場の外部からの出入りで使用したい──指紋認証