無人店舗でも在庫管理はできる?3つの作業に分けて具体例を解説!

無人店舗は人件費を大幅に削減できるだけでなく、店員との接触も避けられるのでコロナ対策としても効果的です。
試験的に運用を考えている企業も、多いのではないでしょうか。
しかし一方で、
「無人店舗の在庫管理はどうやってやるのか?」
「盗難対策は問題ないのか?」
といった疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。
そこでこの記事では、
- 無人店舗で在庫管理は可能なのか
- 無人店舗で在庫管理する仕組み
- 無人店舗のセキュリティ
の流れで、「無人店舗の在庫管理」についてまとめて解説します。
あわせて無人店舗のセキュリティについてもお伝えしますので、ご一読ください。
なお、「無人店舗の在庫管理を含めて、導入に関して気になる点が多い」といった方は、『AI STORE LAB』にお問い合わせください。「セキュリティ対策」や「売上アップ」につながる機能をまとめた資料も、ご用意しています。
目次
そもそも、無人店舗は人がいなくても在庫管理できるもの?
無人店舗には店員がいないため、どうやって在庫管理をするかイメージしづらい方もいるのではないでしょうか。
無人店舗サービスにもよりますが、人が店舗に行かなくても在庫管理できる方法があります。
たとえばSECUREの『AI STORE LAB』なら、以下のような仕組みで在庫管理をしています。
- 何を取ったかが分かる商品棚の重量センサー
- 誰がものを取ったかがわかるカメラの画像認識
AI STORE LABを使った在庫管理について詳しく知りたい方は、以下からお問い合わせください。
とはいえ、具体的にどのような仕組みで在庫管理をするのか、気になった方もいるのではないでしょうか。
そこで、無人店舗で在庫管理する仕組みについて、3つの作業に分けて解説していきます。
無人店舗で在庫管理する仕組みとは?3つの作業に分けて解説!
無人店舗によって、在庫管理の方法が異なります。
ここでは例として、SECUREのAI STORE LABの在庫管理方法を、以下の3つの作業に分けて解説します。
- 商品棚にある商品数の確認
- バックヤードにある在庫数の確認
- 商品の発注・店舗への補充
順番に解説していきます。
【作業1】商品棚にある商品数の確認
商品棚にある商品数の確認は、以下の仕組みによってリアルタイムに商品数を管理しています。
- 棚の重量センサーによる商品数の増減
- カメラの画像認証による誰がどの商品を手に取ったかの把握
- 会計時の購入データ
たとえばSECUREのAI STORE LABの場合は、以下のように
- 商品棚
- 商品名
- 陳列数
がわかるようになっています。
- 店舗に行かなくても、管理画面から商品陳列数が一目でわかる
- 陳列数が少なくなると、補充通知がくる
上記の点から、補充の必要なときがすぐにわかります。
そのため、無人でもリアルタイムに在庫管理ができます。
【作業2】バックヤードにある在庫数の確認
AI STORE LABは、バックヤードの商品在庫も画面上から確認できます。
決済などが行われると自動的に在庫数を更新するため、気になったときにすぐ最新の在庫数を把握可能。
もし商品が一度に大量に減ったときは、大量の持ち去り通知がくるので、窃盗団対策にもなります。
1個や2個の少量を万引きしようとした場合でも、お客様が商品を手に取った時点から把握しているため、決済完了するまで店外へ出られません。
商品が減り補充の必要なタイミングになると、自動で以下のような補充の通知がきます。
補充の通知は画面上で確認できるので、通知が届いたタイミングで補充を行うだけで在庫管理が可能です。
とはいえ、無人店舗でどうやって商品の発注や店舗への補充をするか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
【作業3】商品の発注・店舗への補充
商品の発注・店舗への補充は、人が行います。
ただ、これを聞いて「無人店舗なのに、商品の補充は人の手で行う必要があるの?」と思った方もいるかもしれませんね。
人の手で商品の補充を行っている理由は、以下の2つ。
- 商品の到着時には「検品」が必要
- 配達員が商品を補充できる仕組みにしてしまうと、セキュリティが心配
無人店舗だからこそ、商品の状態はチェックしておく必要があります。また、窃盗などの対策として「商品補充時のセキュリティ」も強化しておくことが重要です。
とはいえ通知がきたとき補充に行くだけなので、人が行う作業はごくわずかです。そのため人件費も、ほとんどかかりません。
無人店舗の在庫管理ができる未来型無人化店舗『AI STORE LAB』とは?
AI STORE LABは、無人で在庫管理ができる未来型無人店舗です。
無人店舗と聞くと、
「人がいないのにどうやって在庫管理を行うのか?」
「商品の補充はどうするのか?」
など、無人ならではの疑問が浮かぶかもしれません。
しかし、画像認証や重量センサーを活用して自動化を実現。スタッフがいなくても効率的に在庫管理を行えます。
また商品補充も、補充通知がきたときだけ、人が商品を受け取って商品棚に並べるだけなので、効率的な店舗運営が可能です。
その他にも、無人店舗を運営する上で重要な機能が豊富なので、詳しくご紹介します。
▼【機能1】 無人店舗では不可欠となる、持ち逃げ対策。もし窃盗で商品が大量に持ち去られた場合、以下のようなメール通知で知らせてくれるので、万引きや窃盗団対策になります。 |
▼【機能2】 商品情報を表示するサイネージやタッチパネル手に取った商品を認識し、商品情報をサイネージやタッチパネルに表示します。 雑誌の試し読みもできるため、お客様が納得して商品を購入しやすくなります。 客層に合う商品を把握したり、売れやすい場所に商品を配置したりしやすくなるため、売上アップが期待できます。 |
「セキュリティも重視しつつ、無人店舗を運営したい」
「売上への貢献につながる機能も考慮しつつ、無人店舗を運営したい」
という方は、以下からお問い合わせください。
続いて、無人店舗の運営・在庫管理でよくある質問を解説します。
無人店舗の運営・在庫管理でよくある3つの質問とは?
無人店舗の運営・在庫管理でよくある質問は、次の3つです。
- 【質問1】無人店舗のセキュリティは大丈夫?
- 【質問2】無人店舗の導入費用は?
- 【質問3】無人店舗の導入事例はある?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【質問1】無人店舗のセキュリティは大丈夫?
無人店舗と聞くと、「大量の持ち逃げ」や「営業時間外による不正侵入」などのセキュリティを心配される方も多いのではないでしょうか。AI STORE LABでは様々なセキュリティ対策があります。
一例として少量を万引きされた場合、商品棚の重量センサーとカメラの画像認識により「誰が何をとったのか」を把握できます。
未決済の商品を持っているとゲートから出られない仕組みとなっているため、商品が万引き・窃盗される心配がありません。
ほかにも、次のような複数のセキュリティ対策があります。
- 大量持ち去りを検知し、通知する仕組みがある
- 無理にゲートを突破しようとしたとき、映像とともに異常ログを送信できる
- 顔認証のデータが、特徴量データかつ暗号化して保持されている
- セキュリティ対策に強い決済代行会社が、クレジットカードの管理・決済をしている
- データを保持しているサーバーは、WAFで不正なアクセスがしづらい仕組みとなっている
- 不正侵入が起きたときは、店内のサイネージで強く警告を出してスマホ通知できる
セキュリティについてさらにくわしく知りたい方は、以下もあわせてご一読ください。
参考:無人店舗はセキュリティ面でも安心できる?4つの疑問に分けて対策を紹介!
【質問2】無人店舗の導入費用は?
無人店舗を検討する際、気になるのは導入費用ではないでしょうか。
参考までに、東京都内で30坪の無人店舗を導入する場合の相場をご紹介します。
- 初期費用:2,000万円~
- 月額費用:40万円~
契約する店舗の賃料やシステム利用料によりますが、おおよそ40万円以上と見積もるのがおすすめです。
とはいえ、相場だけでなく「具体的にどんな理由で、費用が変わるのか」が気になった方もいるのではないでしょうか。
費用に関わる要素は、大きく分けて以下の5つ。
- 顔認証システムの精度は高いか
- 在庫管理の業務効率化に繋がる機能はあるか
- 商品を購入した人の傾向を探れる機能があるか
- 店員がいなくても、商品の詳細が伝わる仕組みはあるか
- 無人店舗が停止するリスクは少ないか
上記の詳細については、以下記事をご一読ください。
参考:無人店舗の導入費用の相場は?費用対効果に影響する3つのポイントも解説!
【質問3】無人店舗の導入事例はある?
「無人店舗の導入事例も知っておきたい」と思った方もいるのではないでしょうか。
実は国内だけで見ても、試験的に導入している企業が増えてきています。
- 【事例1】DIME LOUNGE STORE
- 【事例2】ファミマ!!サピアタワー/S店
- 【事例3】JR赤羽駅のキヨスク
- 【事例4】ROBOT MART 日本橋店
- 【事例5】モノタロウAIストア
- 【事例6】TRIAL Quick 大野城店
- 【事例7】hotel koe Tokyo(渋谷店)
- 【事例8】KINOKUNIYA Sutto
- 【事例9】ランドセルの鞄工房山本
- 【事例10】STAMP(スタンプ)
上記の詳細については、以下記事をご一読ください。
参考:日本国内の無人店舗の比較10選。特徴や導入の背景をそれぞれ解説!
まとめ:無人店舗の在庫管理は効率的に行おう!
今回は、無人店舗の在庫管理についてご紹介しました。最後に、記事の内容をまとめます。
- 無人店舗でも、重量センサーやカメラの画像認証を活用して在庫管理が可能
- 店舗への補充は通知が来たときだけなので、人が補充する工数も抑えやすい
- 誰がどんな商品を取ったかわかるので、窃盗・万引き対策になる
無人店舗システムの導入を考えている方は、在庫管理やセキュリティ対策ができる『AI STORE LAB』がおすすめです。
「無人店舗で在庫管理できないか検討している」
「無人店舗の実物を見てみたい」
という方は、こちらよりからお問い合わせください。