1. HOME
  2. ブログ
  3. 店舗販売で役立つ棚割システムとは?できることやメリットを解説!

店舗販売で役立つ棚割システムとは?できることやメリットを解説!

「棚割システムでできることって?」
「棚割システムを使うことによるメリットは?」

これから実店舗販売を始めたい方や店舗を運営中の方のなかには、このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

商品の配列を決める「棚割」は、工夫するかどうかで販売数を大きく変えます。そして棚割システムは、商品管理と売れる配列作りのサポートが可能です。

そこで、この記事では以下の流れで棚割システムについて解説します。

  • 棚割のシステム化でできること
  • 棚割システムを導入するメリット
  • 支持されている棚割システム2つ

また、売る場所を提供し販売促進活動をサポートするサービスにも触れています。店舗販売に興味をお持ちの方や、棚割にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

商品の棚割とは?棚割システムでできることも解説

まずは以下の順で棚割システムについて解説します。

  1. そもそも「棚割」の考え方とは?
  2. 売上につなげるには「棚割」のデータ分析が必要
  3. 棚割システムで商品の配置・管理を効率化できる

棚割の基本とシステムを理解すると、その有益性に気づきやすくなります。ぜひ参考にしてください。

そもそも「棚割」の考え方とは?

「棚割」とは、販売商品を機能や用途、デザインなどで分類してどの場所にどのくらい置くのかを決めることです。

店舗における棚割は、大きく以下の役割があります。

  • 商品の在庫および仕入れ管理
  • 売りたいものを売るための陳列作り

商品がねらい通りに売れれば仕入れを調整しやすくなり、不良在庫をなくす「好循環」が生まれます。

そのために顧客の目に入りやすい高さに商品を並べたり、顧客の動線を考えたりして「棚割を最適化すること」が求められています。

この対策は店舗の販売促進として、「インストアマーチャンダイジング(In-store Merchandising:ISM)」とも呼ばれています。なかでも「棚割(シェルフマネジメント)」は大事な要素です。

日用品店やスーパーのマネージャー、メーカーの担当者は、売れる棚割を作るために日々試行錯誤を行っています。

売上につなげるには「棚割」のデータ分析が必要

売上につなげる棚割を作るには、かかえている課題に対して棚割データを分析し、解決策を見つけなければなりません。

しかし、実際の工程は「煩雑」です。店舗の立地やターゲット層、購入にいたる要因などから品揃えや商品の配置、量などを逐一決めなければならないためです。

たとえば、こちらの課題があるとします。

  • 売れるはずの商品の販売数が伸びない
  • 新商品なのに目立たない
  • 在庫が多い商品と品薄商品の扱いが変わらない

分析をして解決策を決める前に、販売履歴や商品が見られた数、仕入れ数などのまとまった情報が必要になります。

そこで役立つのが「棚割システム」です。棚割の状況を自動的にデータ化できるため、スタッフの負担を減らして業務の効率化が可能です。

棚割システムで商品の配置・管理を効率化できる

棚割システムでできることは、データの提供と管理の効率化です。基本的に以下の機能があります。

  • 商品詳細の登録
  • 商品の陳列数の設定
  • 陳列する位置と期間の設定
  • 店舗・売り場ごとの棚割管理

棚割システムは多様な商品管理の側面から、チェーン展開のスーパーやドラッグストアなどで導入されていることが多いです。

主に以下の目的で棚割システムが活用されています。

  • 顧客が見つけやすい位置に目当ての商品を配置
  • 新商品を手にとってもらう購買機会の獲得
  • 店舗スタッフの商品管理業務を効率化

棚割システムは販売データや顧客の閲覧記録などを提供するため、「商品棚の現状」を分析し、売れやすい配置を検討する際に役立ちます。また、在庫と仕入れのバランスをとりながら管理することも可能です。

棚割システムを導入するメリット3つ

棚割システムには以下のメリットがあります。

  1. 販売促進・マーケティングに活用できる
  2. 人的リソースを節約できる
  3. 商品棚を柔軟な販売チャネルとして活用できる場合も

それでは詳しく見てみましょう。

【メリット1】販売促進・マーケティングに活用できる

棚割システムは販売促進やマーケティング活動をサポートします。

売りたいものを売れる場所に置くことは売上向上を目指す棚割の基本ですが、実店舗ではネットショップのように、ユーザーの流入や閲覧状況を分析しにくいです。

棚割システムを導入すれば、商品の販売状況や棚周りの行動をデータで可視化できるため、顧客の行動分析がしやすくなります。見て買わなかった人や買った人などの顧客分析をもとに、販売促進やマーケティング対策が可能です。

たとえば、注目の商品のディスプレイをコーナー化して、POP広告で顧客を魅了したり、棚のそばにサイネージ広告を掲示したりすることができます。

【メリット2】人的リソースを節約できる

棚割システムを活用すれば、それまで店舗スタッフが手動で行っていた商品管理を自動化できます。

棚割システムを導入したアサヒグループホールディングス株式会社によると、棚割に費やしていた時間を以下のように言及しています。

すべての工程を手作業で行うため、年間で約2,400時間※と膨大な作業時間を必要とする業務でもありました。※当社が実施した2020年の棚割り業務に費やした総時間

引用:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2021/1004.html

棚割システムを導入すれば、データを分析から目的に合わせた棚割の効率化までの工程を効率化し、人的なリソースの節約が可能です。

また、棚割システムのなかには、AI(人工知能)を取り入れたサービスもあり、できることが増えています。

【メリット3】商品棚を柔軟な販売チャネルとして活用できる場合も

在庫管理や商品配列にとどまらないサービスを提供する棚割システムもあります。たとえば、販売スペースを棚単位から提供し、配列や在庫管理、販売管理まで幅広く利用できるサービスです。

ネットでものを売る人が増えている一方で、実店舗販売の需要もあります。しかし、店舗を借りるにはテナント料や維持費などの費用が負担になることが多く、参入しづらい事情がありました。

店内の一画を「棚単位」から借りることで、この参入障壁を大きく軽減することが可能です。

その結果、EC事業者が店舗販売に参入したり、小売事業者が立地のよい商業施設内のスペースなどで販売を始めたりしやすくなります。

ここまで、棚割システムとその導入メリットについて解説しました。

ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。

  • 棚割の目的は商品管理の効率化と売れる商品配列作り
  • 棚割システムで地道な商品管理業務を効率化
  • 棚割担当者の負担を軽減
  • 店舗におけるマーケティング活動に役立つ

販売スペースとして「棚」を提供し、販売チャネルとして活用できるサービスも登場しています。

とはいえ、実際にどのような棚割システムサービスがあるのか知りたい方も多いのではないでしょうか。そこで、続いて小売業界で一般的な棚割システムを紹介します。

棚割システムを2つ紹介

開発販売から数十年の歴史を持つ定番の棚割システムを2つ紹介します。

  1. 「棚POWER」株式会社サイバーリンクス
  2. 「Store Manager」日本総合システム株式会社

システムの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

「棚POWER」株式会社サイバーリンクス

出典:https://www.tanapower.com/

「棚POWER(パワー)」は1994年の発売以降、累計1,000社以上で導入実績がある棚割管理システムです。メーカーから卸売業者、小売業者まで幅広く採用されています。

棚POWERの概要をまとめてみました。

  • 売上データ(POS:会計時に記される購買データ)から棚割分析
  • 管理資料や提案書の作成
  • 商品やPOP、その他備品の配置設定と作業指示
  • 取引先ごとの商品と仕入データ管理

棚POWERは、膨大な品目と販売スペースを持つスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどの煩雑な棚割業務をサポートしてきました。

また、顧客の課題に即してバージョンアップを続けています。サポートセンターを設置し、システムの操作方法の案内や顧客ニーズのヒアリングを実施しています。

「Store Manager」日本総合システム株式会社

出典:https://www.tanawari.jp/

「Store Manager」ソリューションは、メーカーと卸売業、小売企業と各店舗まで各ニーズに即した「製・配・販」向けの棚割システムです。

商品をメーカーにて製造・分配(流通)・販売するまでの過程で、各段階で必要な棚割機能を提供しています。

たとえば、小売企業向けの「Store Manager GX-R」の場合、主にこちらの機能があります。

  • メーカー本部による計画棚割のチェックと管理
  • 店舗で実施された棚割の管理
  • 商品の自動発注と在庫管理
  • POP・プライスカードの印刷

また、棚割を自動で生成できるAI自動棚割サービスもあり、各段階で効率的に業務を行えるように連携しています。 

ここまで、メーカーや小売業者、店舗で採用されている棚割システムを紹介しました。これらのパッケージは、メーカーや膨大な数の商品を扱う小売企業のニーズに即しており、体系的な管理が可能です。

一方で、個人店のオーナーやこれから実店舗販売を始めたいEC事業者には、規模が大きすぎます。小さく棚割を始めたい方はどうすればいいのでしょうか。
次に実店舗販売に参入したい方におすすめのサービスを紹介します。

棚割だけではない!手軽に店舗販売を始められる新サービスとは?

店舗販売を行う方法は、店を立ち上げて売るだけではありません。近年では、無人店舗の活用なども進められています。

たとえば弊社の「AI STORE LAB」では、顔認証システムを使って来店、商品の購入などが可能です。店舗スタッフの人件費も抑えられますし、店舗立ち上げよりも早く店舗ビジネスを展開できます。

また、デジタルサイネージなどの、商品の説明を見たいときにアシストする機器も豊富です。店舗でのビジネス拡大を考えている方は、以下からお問い合わせください!

AI顔認証で入店、決済

まとめ:進化しつづける棚割システムを活用しよう!

棚割システムは、メーカーや小売業界にとって大切な役割を果たしています。

  • 商品管理業務の効率化
  • 人的リソースの節約
  • 販売データと棚割を分析
  • 販売促進活動に活用

棚割システムを効果的に活用すれば、販売率のアップが狙えます。一方で、EC事業者や第2の販売チャネルを持ちたい店舗オーナーもいらっしゃるでしょう。

そのような方は手軽に棚出店できるサービスを検討してみてはいかがでしょうか。弊社の新サービスについて、詳しい情報を知りたい方はこちらからお問い合わせください。

関連記事

おすすめ記事

最新記事