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オフィスに監視カメラ・防犯カメラを設置する効果とは?種類や機能についても解説

Security CCTV camera in office building

「社内のセキュリティ対策のため、監視カメラを導入したい」
「監視カメラにはどんな機能があるの?」
「監視カメラをどう選べばいいかわからない」

このような思いを抱えていませんか?

不特定多数の人が出入りするオフィスや店舗では、部外者による犯罪行為の被害を受ける恐れもあります。

また、社員による不正行為のリスクもゼロではないため、オフィス内のセキュリティを強化しておくことは非常に重要です。

セキュリティ強化のために、監視カメラの設置は非常に有効な手段です。しかし、監視カメラをどう選べばいいか、どんな機能があるかなど、疑問に感じることも多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • オフィスに監視カメラを設置する効果
  • オフィスに設置できる監視カメラの種類
  • 監視カメラの選び方

など、オフィスに監視カメラを設置する上で必要な知識をまとめて解説します。

オフィスへの監視カメラ設置を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、防犯カメラの導入に関する記事もございますので、合わせてご一読いただけると理解が深まります。

参考:防犯カメラ導入による効果とは?おすすめのカメラと自分に合う選び方を解説

オフィスに監視カメラ・防犯カメラを設置して得られる3つの効果

CCTV or surveillance operating in office building

オフィスに監視カメラを設置すると、以下3つの効果を得られます。

  1. 犯罪の防止と事件発生時の容疑者特定
  2. 社内業務の効率化
  3. セクハラ・パワハラ問題の防止

特にセキュリティ対策だけでなく、業務効率化にもつながる点は見ておきたいところです。順番に見ていきましょう。

【効果1】 犯罪の防止と事件発生時の容疑者特定

監視カメラには、犯罪の防止と事件発生時の容疑者特定といった効果があります。

業務を行う上で、情報漏洩や紛失といった事態は避けたいところです。

もし実際に起きてしまえば、企業のイメージダウンに繋がり、取引先への悪影響も懸念されます。

たとえば情報漏洩は、社員によって行われることも多いです。そのため、企業内部での防止策が重要となります。

しかし、オフィスの隅々まで警備員を配置したり、社員一人一人の行動を逐一監視したりするのは現実的ではありません。

そんな時に役立つのが監視カメラです。監視カメラを設置することで、コストを抑えつつ社内の様子を確認できます。

手軽に社内のセキュリティを高められ、実際に事件が起きてしまった場合も、迅速に対応できるでしょう。

【効果2】社内業務の効率化

監視カメラの設置は、社内業務の効率化に繋がります。監視カメラによって社内全体の様子を確認し、社員の勤務状況を正確に把握できるためです。

社内業務の生産性を上げるためには、社員の労働状況の改善が必要です。しかし、社員の様子を逐一確認することは難しいです。

監視カメラがあれば社内の様子を把握できるため、従業員の勤務状況を確認し改善に繋げられます。

また、監視カメラによって業務の無駄を見つけられれば、進め方を改善し生産性向上に活かすことも可能です。

監視カメラは、犯罪防止というイメージが強いかもしれませんが、従業員の生産性向上にも役立てられます。

【効果3】セクハラ・パワハラ問題の防止

監視カメラは、セクハラやパワハラの防止・改善にも役立ちます。

社内の様子を確認することで、不審な行動をしている社員に注意できますし、違法行為の証拠にもなるためです。

セクハラやパワハラの被害を受けていても、抵抗すると会社にいられなくなると考え、隠してしまう人も多いです。

ただ、セクハラやパワハラの問題を放置していると業務に集中できませんし、最悪の場合退職してしまうことも考えられます。

特定の社員の問題行為のために、退職者を出してしまうことは避けたいところです。

監視カメラがあれば、セクハラ・パワハラ行為をしている社員に注意し、解決に繋げられます。

また、監視カメラが設置されていることで、事態の発覚を恐れてセクハラやパワハラを防止できる効果も期待できます。

オフィスに設置できる監視カメラの4つの種類

Home security cameras video surveillance systems isolated vector illustration.

監視カメラといっても、種類はさまざまです。その中で、オフィスに設置できるのは、以下の4種類です。

  1. ドーム型カメラ:半球形で天井や壁に設置できる
  2. ボックス型カメラ:威圧感があり、犯罪抑止効果が高い
  3. 全方位型カメラ:スリムで目立ちにくく、360°撮影も可能
  4. PTZ型カメラ:広範囲をリアルタイムで確認できる

それぞれ特徴や機能が異なるため、よく比較して選ぶことが重要です。カメラの種類について詳しく知りたい方は、以下の記事をご一読ください!

参考:防犯カメラを種類別に解説!あなたの運用イメージにあったカメラは?

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監視カメラに搭載されている5つの機能

監視カメラには、以下5つの機能が搭載されています。

  1. 顔認証
  2. 音声録音
  3. 赤外線照明付きデイナイト
  4. 動体検知
  5. 光学ズーム

順番に見ていきましょう。

【機能1】顔認証

撮影映像を通して、カメラのシステムに登録された顔を認証する機能です。ユーザー側で操作することなく、相手の顔を認証できます。

不審な人物を見つけた際は即座に検知できるため、防犯対策として有効です。

顔認証システムでできることについて事前に詳しく知りたい方は、以下をご確認ください!

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【機能2】音声録音

音声録音機能があれば、現場で発生した異常音も記録可能です。

音声録音は

  • レコーダーを使ったもの
  • マイクが内蔵されているもの

など、カメラによってさまざまです。

スピーカー内蔵のカメラはその場で音声を確認できるため、社内で何か問題が発生した際もすぐに状況を把握し、迅速に対応できます。

【機能3】赤外線照明付きデイナイト

赤外線照明付きデイナイトは、日中はカラー画像、夜間は白黒のナイトモードで撮影します。そのため、カメラ1台あれば24時間監視可能です。

なお、近赤外線を発生する赤外線投光器をデイナイトカメラと組み合わせるのも有効。夜間でも高画質の動画を撮影できます。

【機能4】動体検知

人や自動車といった、動体を検知できる機能です。

メール検知や警報などと連携させておけば、いつもと違う変化が生じた際に即座に把握できます。また、録画開始のトリガーとして設定するのも、防犯面で有効です。

動体検知とよく似たもので、赤外線や超音波を用いた「人感センサー」があります。ただ、人感センサーは人や動物以外には反応しないため、対象となるものが異なっています。

【機能5】光学ズーム

光学ズームは、カメラの焦点距離を変化させることで被写体を拡大する技術です。デジタルズームだと、録画映像を拡大しているため画素数が下がってしまいます。

一方光学ズームは、画素数が変化しないため、アップでもきれいな映像を撮影可能。もし社内に不審な人物がいた場合も、相手の顔をしっかり確認できます。

オフィスに適した監視カメラを選ぶ3つの方法

オフィスに監視カメラを導入しようにも、種類が多くどれを選べばいいか迷うこともあるでしょう。

そこでここからは、オフィスに適した監視カメラを選ぶ3つの方法を解説します。

  1. 映像の録画方法で選ぶ
  2. 画素数で選ぶ
  3. 搭載されている機能で選ぶ

順番に見ていきましょう。

【選び方1】映像の録画方法で選ぶ

監視カメラには「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。

オンプレミス型とは、録画用のハードディスクやモニターなどを用意する必要のある防犯カメラです。一方クラウド型は、設備なしで録画に対応しています。

それぞれの違いを、以下の表にまとめました。

種類オンプレミス型クラウド型
導入に必要な設備・カメラ本体
・周辺機器
・録画設備
・カメラ本体
・電源装置
ランニングコストほぼなし(故障した場合は修理に別途必要)クラウドサービス利用料が発生
カメラの種類・屋内
・屋外型
・全方位型
・PTZ
固定カメラ
画質フルHD(1920×1080pix)HD(1280×720pix)
メンテナンス・定期的なHDDの交換(3〜5年が目安)
・録画装置の管理
特になし

上記のように、カメラの録画方法によってさまざまな違いがあります。

簡単にまとめると、オンプレミス型は24時間監視に向いており、クラウド型と初期費用を抑えたい場合に有効です。

目的やニーズに合わせて、どちらにするか決めるといいでしょう。

【選び方2】画素数で選ぶ

カメラの画素数が大きいほど、鮮明な映像を撮影可能です。ただ、画質がよくなるほどデータ通信量が増加し、映像の遅延が発生しやすくなります。

このように、画素数による恩恵は一長一短あるため、カメラの利用目的によって適した画素数が異なります。

たとえば証拠映像を残したいなら800万画素の高画質カメラが有効ですし、遅延なしでリアルタイムの映像を確認したい場合は、画素数を800万程度まで落とした方がいいでしょう。

【選び方3】搭載されている機能で選ぶ

カメラには、顔認証や動体検知といった、さまざまな機能が搭載されています。どの機能が必要かは、カメラの導入目的によって異なります。

仮に防犯を目的とするなら、顔認証や動体検知が必要です。目的にそぐわない機能がついていても結局使いませんし、カメラの性能を最大限活かせません。

カメラを導入する目的に合わせ、搭載されている機能を比較して決めましょう。

「SECURE VS」ならセキュリティ対策に有効な機能が豊富

CCTV security camera with office building elevator doors in modern building.

監視カメラを導入することで、社内セキュリティを高めたり、業務効率化に繋げたりできます。

カメラの種類や搭載されている機能もさまざまであるため、よく比較して目的に合った商品を導入することが重要です。

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