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【法人ビジネス向け】マスクを着けたまま、メガネをかけたままでも顔認証は利用できる?現在の技術レベル、回避策について解説!

顔認証とは

顔認証とは、人の顔を認証し、本人を確認をする技術です。

さまざまな場面で導入が図られている生体認証の1つで、生体認証には顔認証のほか、指紋認証、静脈認証や虹彩認証などがあります。

顔認証をはじめとする生体認証技術は、企業サービスから強固なセキュリティが求められる銀行、ひいては国家インフラまでにわたり幅広く活用されるようになりました。顔認証と混同しやすい画像認証技術に「顔認識」があります。
顔認識の場合は、画像から人の顔がどこに写っているか検知をし、その性別や年代、表情を判別する技術を指すことが一般的です。

最近は、マーケティング目的で利用されることの多い技術です。
一方、顔認証は検知した顔の特徴などを登録されたデータと照合し、間違いなく特定の個人であることを認証するための技術です。
顔認証が他の生体認証と異なるのは、デバイスへの接触が不要で持ち物等で手がふさがっている人の認証処理もできる点や、立ち止まらなくても認証処理ができる点です。

また、誤認率が低く、使い勝手の良いシステムとして最近多くのお客様が検討されています。
そのため、生体認証は本人確認を行う現場の特性に応じた使い分けが必要となります。

参考:いま注目を集める顔認証とは?仕組みや活用方法を解説!

メガネやマスクを着けたままで認証は出来るのか?

さて、そんなメリットを持った顔認証ですが弱点は無いのでしょうか。

例えば、メガネを着けている方は顔の一部分が見えない状態になっております。

またコロナ禍においてマスクの着用が必須になった現在では、顔の大部分がマスクによって隠れています。そんな状態で顔の情報を基に認証を行う「顔認証」システムは問題なく運用できるのでしょうか。

結論から言いますと、認証は「可能」となります。現在顔認証の精度は日々進歩しており認証精度は高くなっております。また、コロナ禍の前には顔認証システムの大部分がマスク非対応でしたが現在は対応しているシステムが多くなってます。

ただ、認証は出来ますがいくつか注意点があります。そういった注意点について次の項目で説明していきます。

セキュアの顔認証ソリューション

メガネやマスクを着けた際の注意点

①認証精度を下げることでマスク対応可能にしている

認証が可能な物の中には単純に顔の判別精度を下げることで認証を可能にしているものもあります。例えば認証を行う際に、マスク着用に対応していない場合では照合データと実際の顔のマッチ率が90%以上なら認証成功にしていたところ、マスク着用適用にするためにマッチ率が60%でも認証を行うように変更しているような場合も御座います。

こういった場合の注意点としては認証精度を下げているので他人受け入れ率が上がってしまうという点です。
「他人受け入れ率」とは実際の本人ではないのに本人として認証してしまう事です。例えとしては、実際に登録されていて認証可能なのはAさんなのに登録されていないBさんが顔認証を行ったところ、誤ってAさんだと認証してしまう事です。こちらが可能になると顔認証により入場制限をしていた場合、登録されていない人が入場できたり、顔認証による認証のログデータの信憑性が著しく低くなります。

ただ、顔のマッチ率の閾値操作はそもそもシーンによって適切な閾値も変わってきますので一概に悪いとは言えません。例えば本人以外が触る可能性の少ないスマートフォンの顔認証は閾値の設定が60%など低くてもあまり問題にはなりません。しかし、オフィスや空港などは取り分けセキュリティ性を担保する必要があり閾値も90%程度にする必要がありますので閾値を下げて認証するような方式はあまり向きません。

②メガネやマスクが顔を覆っている面積

注意点の2つ目としてはメガネやマスクが顔を覆っている面積です。
先程1つ前の章でメガネやマスクを着けたまま認証は「可能」と言いましたが全ての場合で可能という訳ではなく実際は場合によります。
もしもメガネの縁が広かったり、マスクで隠れている面積が大きいと顔のほとんどの部分が見えなくなり、顔認証の際に本人かどうか判断する顔の特徴点による判断が難しくなります。

回避策

上記2つの問題点について解決方法を説明します。

①認証精度を下げることでマスク対応可能にしている

こちらの回避策は顔認証を利用するシーンに合わせて適切な顔認証システムを導入することです。注意点でも説明したように閾値を下げることが悪いのではなく、閾値を下げることで利便性が向上するシーンもあります。なので顔認証を導入するシーンがオフィスなのか家なのかといった閾値を下げてもいいのか、下げてはセキュリティ上問題があるかは考え、適切なシステムを導入する必要があります。

②メガネやマスクが顔を覆っている面積

こちらは実際にシステムを使う人に対応が必要です。

どんなに精度の高い顔認証システムでも顔の大半が隠れていれば顔認証を行う事が出来ません。なので回避策としてはシステムを導入する際に顔認証の使用者に、マスクは顔の大部分を覆わない物にするといったことやメガネは縁が大きくない物を使用するといった周知をすることが有効です。こうして事前に注意点を知らせておくことで実際の運用の際、認証が出来なくても少し顔が見えるようにマスクをずらすなど使用者によって調整が可能です。

メガネやマスク対応をしている顔認証システム3選

先程までメガネやマスク対応の可否、注意点、その回避策について説明してきました。ここでは実際にメガネやマスク対応のシステムについて解説していきます。

SECURE AI Office Base

1つ目は無人店舗の運営やAIの活用に力を入れている株式会社セキュアが提供するクラウド入退室管理システム「SECURE AI Office Base」です。

基本的にメガネ、マスク対応しているシステムになります。

認証速度、精度ともに早くコロナ禍におけるマスク着用での運用でもストレスを感じません。また、クラウドのシステムになりますのでテレワーク環境下において管理がとてもしやすいシステムになります。

Sense Thunder

2つ目はソフトバンク株式会社の子会社に当たる日本コンピュータビジョン株式会社が提供する「Sense Thunder」です。特徴の一つとしては導入事例が豊富です。大手企業での導入実績がありますので信頼できるシステムと言えます。

Neo Face

3つ目は入出国管理や国民IDなど、国家システム、空港などで主に採用され高い技術力を誇るNEC(日本電気株式会社)が提供するNeo Faceです。

もともと国内にて導入件数が多かったNECが提供する顔認証システムがマスク対応になりました。2021年5月には丸紅の新本社ビルに導入され実際に4000人の従業員を対象に稼働しています。

まとめ

ここまでメガネやマスク対応の可否、注意点、その回避策、対応製品について解説しました。時代の変化に合わせてシステムも進化していますがどんなシステムでどんな注意点が必要かは把握する必要があります。

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